心おこし

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戦後の復興期は津軽海峡を主漁場にイカの一本釣り漁業で生計を立てていた当地域、風そよぐこの時期の砂浜は「イカのカーティン」が連なり、スルメイカ作りに精をだす人々で活気があった。

時は流れ、大量生産・消費・廃棄という社会構図のなかで豊かさの追求が始まった裏側で、資源減少が加速的に進み活気が消え絆まで薄らぎ、心ここにあらず。

厳しくなった現実から目をそらし、誰かに・何かに依存する心の荒廃を生み出し、都会への人口流失・少子高齢化による過疎化が進んでいる。今、全国の自治体のうち約47%が過疎指定を受け、その内10年以内に439の集落が消滅の危機にさらされていると言われている農山漁村。

地域活性化・地域振興など地域再生に取組む各種団体等が全国の津々浦々で活動をしているが、地域住民が自分達の地域で、家で住み続けたいという思いの「心おこし」をしながら立て直すことが肝要なのでは。

江戸時代後期、多くの商家が太平洋回り・日本海回り・蝦夷渡航路に千石船を出し一角一獲千金を狙った船を復元したみちのく丸(青森市のみちのく北方漁船博物館が所有)が野辺地・佐井・大間港に立ち寄った。~活用しての情報発信と地域振興P1030324.JPG

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隣接の風間浦村・大間町・佐井村でも地域の安心・安全な「食」を軸としながら、従来からの自然や温泉だけの活用から、その土地ならではの暮らし・料理・活動を体験しながら交流の輪を広げる取組みへと方向転換しつつある。

先般、都内で酒店の一部を図書館~柔軟なアイディアを拝見してきた。

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松尾芭蕉「おくのほそ道」出発地である深川からスカイツリーを眺めながらの散策~何故、東北へと足が向いたのか・・・・・・・・。

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さて、これからどんな風に吹かれながら「心おこし」に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

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