2012年10月アーカイブ

意見交換会

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津軽海峡を流れる潮流の彩りに変化の兆しが見え始めたこの頃、雲が風との遊びに疲れたかのように横たわる様、夜明け前の東空に高く煌々と輝く北斗七星、樹木の吸水力が衰え色付き始めた里山、半年ぶりの灯油購入・・・・・・・・確実に季節は移り変わっている。

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従来型の縦割り行政、削減型行政、予算完結執行型行政の運営を根本から見直し、コスト、スピードにサービス精神などを加えた経営感覚を持ってマネジメントすることを強く望まれている昨今、それを支える意識改革と人材育成が進展していない。

同様に、山積する課題の先送り、補助金頼みの行政依存体質など、頼るだけではこれからの集落経営は成り立たない現実が待っている。恵まれた自然環境と経験等を活かし、自立した物の見かた考えかたの中で、試行しながらも進めなければ数少ない次世代に引き継ぐどころか、見放されてしまう現実が近い将来くるであろう。

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9月24日の出前トーク「地域の元気を応援します」に続き、来る11月18日あおもりコミュニティビジネスサポートセンターを調整役として、地域の諸課題や歴史・文化・観光・風景などについての「意見交換会」を開催する。こうしてほしい、何かをしたい、これから出来ること等など・・・・・・・普段、言いたくても言えなかった事をこの機会を利用して話してほしいものだ。この小さな実践の積み重ねから何かが生まれ、そして何かが変わっていくだろう。

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理起の成長「1」

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2012(H24)9,3午後5時37分に産声をあげた孫の「理起」が、一ヶ月検診では体重2960gが4505g・頭囲32cmが39cmと順調に成長しています。

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見えているかのようにジジ・ババの声にも反応し、まばたきもせず見つめてくれる眼差しに孫の力を感じ、そして励まされている。泣き、母乳、笑顔、話かけ、眠りなどの一つ一つの表情に時の流れを忘れています。大好きな入浴です。

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仕事の関係で近々、青森市内で子育てをする若夫婦ですが、パパ・ママの背中を見ながらどんな夢を見ながら成長していくのか楽しみです。

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少し前に

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それぞれが「残したい」「伝えたい」「応援したい」・・・・・の思いの風にのり、先般「地域の元気を応援します」をテーマに青森県庁職員スタッフを招いての学習会を実施した。

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地域を元気にするためには①地域の現状や課題について把握しているのか②将来、この地域をどのような地域にしたいのか③夢や未来、理想の姿を実現するためには何をすればいいのか④必要な手段を取るための障害は⑤行政にお願いしたいこと。これらを踏まえ下北郡佐井村で平成23年6月11日に牛滝漁港の漁港倉庫前のスペースにオープンした「牛滝まだあ~る」を例に学習会が進められた  

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津軽海峡沿岸に、そして里山にある豊富な地域資源が県内外の観光客に安価で販売されている実例に驚きながら、働ける喜びが生きがいとなりえる可能性を持ち合わせた地域なのに、こんな素朴な疑問が一人一人に伝わったことで少し前に進めたのでは。

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現状の社会では、山積する地域課題があり、公的サービスの及ばないことが増えている中で、「何かをしたい」「出来ることをしたい」などの気持ちを封印し、吐き出す糸口を見出せない方が多勢いるのでは、だからこそ、この学習会を契機に全体を巻き込んだ意見交換会が求められているのでは。

開催に向けて準備中です。

 

 

 

小さな一歩

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津軽海峡の沿岸にはブナ林の白神山地にも劣らぬ程の海底林が広がっており、四季を通じて恵みと癒しを分け与えている。春からのウニ漁が終わり一休み後には磯舟では採取出来ない深さから、幅広の身厚い真っ黒いコンブが高潮の後に海岸へと流れ寄る。

波の高さ荒さは、彼女達の前では熱気を心地よく冷やす程度のもので海岸に活気と賑わいが戻ってきた。一本二本と胸に抱える量が増す度の笑顔は、単に生活の糧とするためだけでなく自身の居場所に感謝しながら人生を楽しみながら舞い踊っているような気がしてならない。

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  恵まれた自然環境の中で暮らせる幸せが永く続けばいいのだが、現実は地域全体に人口流失等の影響で高齢化の波が押し寄せ加速化している。地域の存続さえ危惧されるなかで人材難という風に呑み込まれる前に、それぞれが「残したい」・「伝えたい」・「応援したい」・・・・の思いを聞き語れる場を用意することで、ヤマセが西風に変わる小さな一歩になるかも。

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