久しぶりに厳冬の里山歩きです。幾通りもある獣道が尾根に沢・常緑林・広葉樹林内に見られるが、どんな動物がマーキングしながら歩いているかは想像だけですが、冬の里山は「足跡」から種類を確認でき同じ動物として共存している一体感を共有できることがうれしい。
ノウサギの足跡です何処へ。
日中に、しかも白銀の世界での白ウサギは「闇夜のカラス」以上に出会えることも探すことの確率は低い。何故なら天敵の猛禽類やテンとの遭遇時間帯を避け、活動時間が早朝か夜間であるからです。自然との付き合いは出合っても見知らぬ素振りをして通り過ぎるのも優しさかと思う。
この足跡を見ながら茶褐色の夏毛から冬毛に変身した姿、巣穴での生活、食材確保の行動範囲、天敵との出会いに対する注意力など想像するだけで楽しい。また幼少の頃、大家族で食べたライスカレーには肉は無く、ほとんどがイカ・鮭・貝類・ちくわが主であったなかで、マタギと思われる方から頂いたウサギの肉にごぼう・ねぎ・ジャガイモを入れた肉汁は最高のご馳走であったし、そのウサギの毛皮を腰に巻きこの時期に立木を切倒すさえに座布団代わりしていた父の姿を思い出す。
冷え込んだ早朝の月明かりの中で、今日は何処まで足を延ばすのだろうか。
北国でのアニマルトラック(雪上の足跡観察)も楽しい冬物語です。
厳冬の山道に見つけた白うさぎの足跡。。。なんと幻想的な”一枚の写真”思わず笑みがこぼれてしまいます・・・現実から解放された様な一枚の写真ですね。雪上の足跡観察・・・なんとも言い難い・・憂いがある写真で感動しました・・北国にも少しずつ春がやって来ている様な感じかしら・・まだまだ
獣道の雪上散策での取って置きの映像を楽しみに期待を込めて
待ち望んでいます。