2013年9月アーカイブ

夜明け前

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幕末維新の動乱期を描き、抑圧からの開放を求める「若い生命」の苦しみを浮かび上がらせた~「木曽路はすべて山の中にある」の書き出しで知られる島崎藤村の長編歴史小説「夜明け前」

私達人間に平等に与えられているのに時間(24時間)があるのだが、それぞれの年齢や職場等により制約されているのも事実ですが、盆過ぎから毎朝3時起きで90分はペンを走らせた後に夜明け前の海岸歩きです。ほど暗く・ほど冷たい秋風に吹かれながら、津軽海峡の抜け道を探しているかのように重い足を前に。帰りは東側に向きを変えての歩きで、今日の風の臭いは・雲は・船は・カモメは・・・・・・・・・・・夜明け前の朝焼けです。どんな時間が流れるのか今日という日は・・想像。

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日替わりの朝を楽しんでいます。海岸歩きの後は波に運ばれてくる自然の恵みをいただくために津軽海峡の中に入ります。時折の高波に頭からびしょ濡れになりますが汗とは違う心地よさを感じています。この心地よさを「だしこんぶ」に凝縮させて商品化すれば、「有難う」の返答~これが自身のもう一つの夜明け前です。

 

 

 

 

 

理起の成長「7」

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盆休みに津軽海峡の波しぶき・下狄川の冷たさと砂遊びを初体験した孫の「理起」が満一歳の誕生日です。残念ながら9月3日の当日は出向いて祝うことが出来ず、親子3人でローソクの明かりの下で祝ったようです。おめでとう理起。

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9月8日に母親からメール便。7日に3歩あるいたとのこと。もう、気持ちは理起の立ち歩きが見たくて見たくて・・・・・・・・11日に面会です。

妻と四つの目で理起が3・4・5・6歩とあるく姿を見て感動してきましたが、相変わらず子育てをする若夫婦の奮闘は大変なものです。

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理起に会うたびに感じるのですが、人見知りすることなく笑顔を振舞うのは親子の中で信頼感が確実に育ち、母親の名の通り十分に「愛」されている証なのでしょう。

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歩き出した理起が転んでは起き転んでは起き、時には涙を流しながらも前に向いてほしいものだ。

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どんな夢を・・・・・・・・・・・・。紅葉の季節かな今度は。

 

心おこし

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戦後の復興期は津軽海峡を主漁場にイカの一本釣り漁業で生計を立てていた当地域、風そよぐこの時期の砂浜は「イカのカーティン」が連なり、スルメイカ作りに精をだす人々で活気があった。

時は流れ、大量生産・消費・廃棄という社会構図のなかで豊かさの追求が始まった裏側で、資源減少が加速的に進み活気が消え絆まで薄らぎ、心ここにあらず。

厳しくなった現実から目をそらし、誰かに・何かに依存する心の荒廃を生み出し、都会への人口流失・少子高齢化による過疎化が進んでいる。今、全国の自治体のうち約47%が過疎指定を受け、その内10年以内に439の集落が消滅の危機にさらされていると言われている農山漁村。

地域活性化・地域振興など地域再生に取組む各種団体等が全国の津々浦々で活動をしているが、地域住民が自分達の地域で、家で住み続けたいという思いの「心おこし」をしながら立て直すことが肝要なのでは。

江戸時代後期、多くの商家が太平洋回り・日本海回り・蝦夷渡航路に千石船を出し一角一獲千金を狙った船を復元したみちのく丸(青森市のみちのく北方漁船博物館が所有)が野辺地・佐井・大間港に立ち寄った。~活用しての情報発信と地域振興P1030324.JPG

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隣接の風間浦村・大間町・佐井村でも地域の安心・安全な「食」を軸としながら、従来からの自然や温泉だけの活用から、その土地ならではの暮らし・料理・活動を体験しながら交流の輪を広げる取組みへと方向転換しつつある。

先般、都内で酒店の一部を図書館~柔軟なアイディアを拝見してきた。

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松尾芭蕉「おくのほそ道」出発地である深川からスカイツリーを眺めながらの散策~何故、東北へと足が向いたのか・・・・・・・・。

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さて、これからどんな風に吹かれながら「心おこし」に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

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