食材の味力さがし

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地域で収穫された農林水産物が自家消費だけに限らず、生き甲斐づくりや地域振興策として取り上げられている中で、高齢化と人口流失は後継者不足による事業の廃止や耕作放棄地拡大・自然との共生等に加え生活環境にも暗い影を落としている。

地産食材の味力を再発見することで体が喜びを感じ、気持ちまで前向きになれることに気付けば、現代社会特有のストレスからも開放されどんなに楽しい時間を過ごせるだろうか、健康であるこが何より

郷土食でもある野菜・山菜いっぱいの「すいとん」・「煮あえっこ」・「煮しめ」等などが、なかなか口に入らないのは生活環境の変化が大きく関わっているが残し引き継ぎたい食である。

会員の女性部が試作品を作ってみた「すいとん」・「イカ入りコロッケ」・・なかなかの味でした。

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先般の新聞報道で「和食」がユネスコの無形文化遺産として認められるようだ(選考基準①たぐいない価値を有する無形文化遺産が集約されていること。②歴史・芸術・民俗学・社会学・人類学・言語学又は文学の観点から、たぐいない価値を有する民衆の伝統的な文化の表現形式であること)

自然と共生しながら汗を流して育て収穫した地産の食材、津軽海峡の大陸棚がもたらす品々の美味しいことは誰もが認めることなのだが、さらに利活用という付加価値をつければ笑いの渦が舞いもっと人生を楽しめることに気付くのでは。

地場産品の味力さがしに終着駅はなく、育てながら生かす・・・まさに人生そのもののような気がする。

 

 

 

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