2011年8月アーカイブ

ふるさとが大好き会

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平成23年8月1日に「ふるさとが大好き会」が設立され、8月5日付けで青森県地域づくりネットワーク推進協議会への団体登録手続きが完了し、ここに船出しました。

(目的) 

 成熟社会の到来に伴い生活の質や豊かさ、多様な価値観が重要視されている反面、少子高齢化と人材の流失などにより地域経営に不可欠な絆の希薄化が深厚している現状で、地域社会は経済的・文化的自立が求められている。従来の事業完結型や依存体質ではなく自助・共助・公助の考えに基づき、地域の持つ「自然・歴史・生活・産業」などの資源を活かしながら、汗と知恵と創造力を集結させオンリーワンの生活環境を整えることに寄与することを目的とする。

(事業)

(1)次世代を担う人材育成事業。 (2)地域資源の調査及び再発見事業(自然・歴史・生活・産業)

(3)地域資源を活用した雇用創出事業。 (4)地域活動への各種支援事業。

(5)その他目的を達成するために必要な事業。

(会員の種別)

入会資格は大畑町地域住民及びふるさとに関心のある個人及び団体。

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地域づくりの原点は、行政主導では長続きしないし、根付きもしない。むしろ行政とは相反する方向を向いて独自性のある企画開発力・表現力・チャレンジ精神・積極性に加え、暮らす住民との対話の中から地域の自立性を見出しながら、未来に繋げる「人材育成」が急務なのでは。(行政には、前向きな姿勢の中で取組む活動を大切にして頂きたいものだ)

所得の追及だけでは心が歪みそして折れる。この活動には、そこに住む人々が暖かい隣人愛や絆に恵まれ、不安の少ない満たされた気持ちで暮らせることのできる地域づくりのため、人・現場・汗に行動力を重要視した活動を目指すものです。

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来てよかった「2」

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セントラルホテル(青森市)をチェックアウトし青森市街と八甲田を結ぶ国道103号(十和田ゴールドライン)を走り、途中にある標高540メートルの萱野高原の茶屋で「一杯で3年、2杯で6年長生きし、3杯で死ぬまで生きる」という三杯茶(無料)を味わい飲み腹ごしらえです。

酸ヶ湯温泉手前を右折し津軽と南部を結ぶ国道394号線を走れば、最大の難所だった城ケ倉渓流にかかる上路式アーチ橋としては日本一の長さ(360m・高さ122m)を誇り、平成7年10月27日に開通した城ケ倉大橋ですが濃霧で八甲田山系の絶景を楽しむことはできなかった。

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走れば道の駅を小さくしたような販売所で地域の特産であろう「アケビ」のツルを利用した商品に、手づくりバック・山菜等が並んでいる中から研究材料として手頃で工夫されているバックを購入。そこから少し走り左折すれば今日の目的地の「お山のおもしえ学校」 どんな学校なのでしょうか。

黒石市の市街地から東へ1,5kmで南八甲田の裾野に位置する小さな集落(大川原)は約600年の歴史を持ち、お盆の奇祭・大川原火流しに象徴されるように独特の文化が継承され、地域の中心的存在が旧大川原小学校でした。

「おもしえ学校」は平成18年度閉校となった旧大川原小学校を民間企業が平成20年春に市から譲り受け、出来る限り現状の校舎・学校としてのイメージを残したまま地域の特色を活かしながら持続可能な循環型の社会活動を意識した事業を展開することを目的に設立された学校でした。

職員室が「喫茶・職員室」で校長先生と女性の指導教員がおり、津軽弁でもひしひしと伝わる熱き想いと懐かしさに時間を忘れて校内散策です。

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事業の中には「そば打ち」体験学習も可能

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各教室は昭和の匂いがする生活用品が並ぶ。

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体育館には古民具や農機具などが所狭しと並んでいる。

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教室の一室には「孫内あつし」のアトリエがあり、クレヨンで家族愛などをテーマに描く技法から伝わる優しさに驚きでしばし釘付けでした。

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4コースあるプールは温泉熱による山草園に様変わりしている。

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各種事業の中には男の料理教室や里山ウォーキング体験などが・・・・・・・・・・・・組み込まれている。廃校を逆手にとりそして起爆剤としての新たな学校経営は地域の特色を活かすことで更に鮮明にし定着しつつあるようだ。当、市内には取り壊しも活用もできず眠り続ける校舎が・・・・・・寂しいものだ。見て聞いて話して知った2日間は本当に来てよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来てよかった「1」

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限られたスペースの中でいかに下半期の営業を再開するかをテーマに情報収集や研修のため津軽路を走る。最初に自宅玄関口から売り場までの導線のワンポイント装飾品を物色するため、豊かな森とリンゴ園に囲まれた津軽金山焼に。

一つ一つの作品は金山の大溜池の底に堆積している良質の粘土、そして風雪に耐えてきた大量の赤松の資源により、素朴で懐かしい温もりのある作品が所狭しと並べられていた。

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この焼き締めの土の色と景観は経営者・職人・店員達が地域資源の恵みへの感謝と流す汗と継続的な努力の積み重ねが、更なる進化を内外に発信しているようで前進する勇気を頂いた。

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ゆったりとした気分の中で安心感に誘われるように、大好きなアイスコーヒーにピザを食したが何時もと違う美味しさであった。

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朝日が昇る前に自宅を出発した影響もあったので、満室状況の中でようやく確保できたセントラルホテル(青森市)でしばし休憩です。夕食は娘(川崎市在住)のいない寂しさがあったが息子夫婦と十勝牛の焼肉を食し、互いに近況を話合いながらも最後は互いの人生観にまで話が弾んだ。

多くの若い世代がこの変動が激しく不透明な社会環境の中で、共働きをしながら生活を維持していくことは並大抵ではないことなのに息子が発した「生涯勉強」と横で見守る娘の姿に、悩みながらも確実に成長している二人に逞しさと安心感が込み上げ、幸せな気分で就寝できた。来てよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五感で涼を

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東日本大震災の影響で電力不足が懸念される夏を涼しく過ごすための暮らし方は、それぞれの地域の季節と共に生きてきた先人達の知恵や工夫が数多くあろうかと思う、是非学んで見たいものだ。

現在の当地域は梅雨明けはしたものの、8月に入っても厳しい暑さはなく、逆に梅雨入りしたかのような濃霧と曇天の日々が続いている。

暑さ対策の前提は夏は暑いものだと自らに言い聞かせて、地域の特性を活かしながら五感をうまく利用することで対応できるのでは思うが、都心周辺ではこれが通用するかは疑問ではあるが。

五感(視覚・触覚・味覚・聴覚・臭覚)の全てに関連する津軽海峡が目の前に広がり、自宅の窓を全開にすれば吹き抜ける風が涼を呼び、これに青空が加わり雲が流れ走れば大の字で寝転んだ後のアイスコーヒーの美味さは格別であるし、光をさえぎるスダレに種類によって異なる風鈴の音色や下駄の音など・・・・・・・・・この季節には欠かせないものがあるが、暑さを納得しての歩きと走りで流す汗ほど心地よいものはない。今日も緑・水・音・光・風などを感じながら足の向くままに。

淡紅色で横を向き、らせん状にねじれて連なる「ネジバナ」

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薄紅色の花を揺らす姿には優雅な趣がある「ヒルガオ」

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トラの尻尾に例えたもので、何故か日当たりのいい場所で同じ方向を向いて咲く「オカトラノオ」

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鐘形の花を風に揺らす姿が何とも愛らしい「ホタルブクロ」

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湿り気のある場所に見られ特有の臭気を放つせいもあって、陰気なイメージがつきまとうが民間薬としては重宝な野草で、今年も採取して陰干ししているところです。

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自然に接しながら見て感じ、そして考え想う時間を持てることの楽しさも暑さ解消の一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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