限られたスペースの中でいかに下半期の営業を再開するかをテーマに情報収集や研修のため津軽路を走る。最初に自宅玄関口から売り場までの導線のワンポイント装飾品を物色するため、豊かな森とリンゴ園に囲まれた津軽金山焼に。
一つ一つの作品は金山の大溜池の底に堆積している良質の粘土、そして風雪に耐えてきた大量の赤松の資源により、素朴で懐かしい温もりのある作品が所狭しと並べられていた。
この焼き締めの土の色と景観は経営者・職人・店員達が地域資源の恵みへの感謝と流す汗と継続的な努力の積み重ねが、更なる進化を内外に発信しているようで前進する勇気を頂いた。
ゆったりとした気分の中で安心感に誘われるように、大好きなアイスコーヒーにピザを食したが何時もと違う美味しさであった。
朝日が昇る前に自宅を出発した影響もあったので、満室状況の中でようやく確保できたセントラルホテル(青森市)でしばし休憩です。夕食は娘(川崎市在住)のいない寂しさがあったが息子夫婦と十勝牛の焼肉を食し、互いに近況を話合いながらも最後は互いの人生観にまで話が弾んだ。
多くの若い世代がこの変動が激しく不透明な社会環境の中で、共働きをしながら生活を維持していくことは並大抵ではないことなのに息子が発した「生涯勉強」と横で見守る娘の姿に、悩みながらも確実に成長している二人に逞しさと安心感が込み上げ、幸せな気分で就寝できた。来てよかった。
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