豊かな磯と浜は、沿岸集落に住む大人にとっては生活の糧を得る場であり、子供にとっては絶好の遊びの場であったが埋め立て、産業振興、災害対策等々の名のもとに、自然の豊かさと厳しさを教える場が失われつつあるが、当地域には一部にせよ自然磯、浜が残されている。
干潮時になれば、潮の香りに誘われるように健康増進を兼ねて歩く姿の人々が多勢だが、少子化の影響なのか、子供の遊ぶ姿を見たことがないのが残念です。
久しぶりに磯に出かけてみた。
幼少の頃、仲間とアイナメやソイを釣った穴場は砂が入り込んでいたが、あの平坦な石の上では行くたび腹ごしらえの場所、あの石の脇でタコを捕った等の思い出が脳裏をよぎった。
低気圧が近づいているのか風の冷たさが着膨れしている身にもこたえる。
磯の沖合いの石には数羽の海鵜が体を休めている。
今日の収穫はワカメ、フノリ、岩ノリです。「漁協で漁業権行使料」
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