低気圧が近づくなか弁当持参で春の里山を歩いた。
弘前、青森では例年より早い花見でにぎわっているようだが、当地の里山は3月の降雪が影響しているのか春の訪れが少し遅いようだ。
里山の状況を観察しながら東向きの斜面のみを歩いてみた。
あった「ボンナ」の群生。久しい再会にしばし腰を落として恵みを感謝する。
葉のつけ根が玉じゃくしのようになっているのが特徴で、茎を折ると中は空洞で、さわやかな春の香りがする。20センチメートル程度の新芽のみを採取。
歩くこと4時間、昼食場所を探す。
里山の息吹を感じる場所が、うつむくように赤紫色の花を一面に咲かせている「カタクリ」の群生を前に、妻の握ったおむすびを空腹の胃袋に詰め込んだ。
山桜の大木も数本、春の陽気を待ち望んでいるかのようだ。
少し低気圧の影響か風が強くなってきた。歩きなれた里山だが最短のコースを選択し帰宅。
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