自宅の窓からの視界は、千島海流と日本海流の交錯水域で陸棚が広がった定置網等の一大沿岸漁業拠点であり、しかも日本海と太平洋・本州と北海道を結ぶ海運道でもある「津軽海峡」が変幻自在に悠然と流れ横たわっています。
この海峡には強い風・痛く冷たい風・春待ち風・やませ・涼しい風などいくつもの顔を持つ風が作られ、また磯の香りと魚群の匂いをしみ込ませて浜辺へと砕け転げ落ちてくる高波・小波は強さと恵みとやさしい包容力を持ち合わせた潮風を抱えています。
こんな本州最北端の海辺の片隅から、優しく・やわらかく・しなやかな「癒しの風」がよどむことなく「和やか」に舞い、しかも季節毎に彩色された「風」が吹く場所で在り続けたいことを願い、この度、新たな気持ちで自宅ショップ「風」を開店します。
準備作業中ですが、今までに無い充実した時間が流れています。
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