ほげさらい

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梅雨明け宣言もないままの青森ねぶた祭に大型ねぶた22台出陣、沿道には66万人(8月6日)が                                                         

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繰り出し堂々の行進を披露し、ねぶたばやしが響くなかハネトが乱舞する姿を最高の場所で初めて見る自身は、ただ興奮と感動です。若かったらあの輪の中で汗を流せる場所があったかも。

(旧暦)7月15日に先祖や亡くなった人達が苦しむことなく成仏できるようにと、私たち子孫が報恩感謝をささげ供養するお盆が現在はひと月遅れで行事を行うことが一般化している。

8月13日の迎え盆には墓地の前に盆棚をつくり、赤飯、茄子、きゅうり、かぼちゃ、煮しめなどを山ぶどうの葉の上に盛り付けたうえで供養し、供養後のご馳走は地域の子供たちがいただく風習(ほげさらい)が昭和30年代頃まで残っていたが、今は少子化と環境衛生等の観点から折り詰めで持ち帰りとなっている。

「ほげさらい」をしていた頃の私達は、13日の昼食と夕食は砂浜か作業小屋で山ぶどうの葉の匂いをかぎながら満腹になるまでご馳走を味わっていた。青リンゴもおいしかった。また、お盆を境に心地よい秋風が津軽海峡を舞っていたことを体が知っている。現在の異常気象とは異なる。

8月16日の送り盆も過ぎ、故郷への帰省者も生活圏に帰ると赤とんぼに台風シーズンの到来です。

今年も残り4ヶ月余となったが、健康で暮らせる時が流れることを願いたい。

 

 

 

 

 

 

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