自宅の窓から朝日が差し込んだ後の秋雨も晴れ易国間漁港前からのスタートです。
風間浦中学校(海峡の里スポーツ公園)、「沢の黒海岸」「蛇浦」「アワビ増殖センター」と歩いてきたが、この海岸沿いは地域資源である「フ海苔」を生かした体験ツアーや後継者育成を目指した磯体験学習魚場等の貴重な自然遺産が残っているが、漂流・漂着ゴミが気になる。
海峡市場ばんやからは防風対策に植えたと思われる松林ロードが続き、山手には1997年5月、同年12月から稼動している風力発電設備2基が地域振興、エネルギー、温暖化対策に寄与している。
坂道を下れば大間町です。
「津軽海峡に夢かける。大間~戸井17,5キロメートル、本州北海道連絡橋の実現」の看板、昭和42年11月1日建立の「むつはまなすライン」石碑、大漁旗で出迎えている「ふるさと物産センター」そして山側には、平成10年2月28日竣工、同年3月27日に大間町、風間浦村、佐井村の3町村からなる北通りの人々を対象とした「文化」「教育」「健康」及び原子力に係る知識向上を目指す、複合型文化施設「ウイング」があり、その1,5キロメートル先に北通りを一望出来る展望台がある。
終点を目指し最後の歩きは同じ津軽海峡でも強く違う走りの「風」を真正面に受けての歩き旅です。
大間病院、佐井方面・大間市街地への十字路を過ぎ坂道を下れば終着・発の道南自動車フェリー株式会社が経営する、津軽海峡フェリー乗場に到着です。(約11キロメートルの旅)
心地よい汗に思わず小さな万歳です。
早掛公園からの一人旅を通して、旅(歩き)した満足よりそれぞれの集落が耐えに耐えての日々を過ごしているような空気を感じたのは私だけだろうか。
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