赤とんぼが飛び交うなか赤川地区公民館をスタートです。
公民館左側の「八幡阪」を登ると小赤川林道があり、その山手に「赤川八幡宮」が鎮座しています。まずは安全祈願の合掌。
(赤川八幡宮~祭神:誉田別命「ほんだわけみのみこと」応神天皇 例祭:10/14-15 天正2年「1574』勧請とあり大畑町では最も古く創建された神社であり、綴り浜の後方断崖の上に小祠を建てた言われ「綴崎八幡宮」とも呼ばれていた。男水神と女水神を奉載して家門が繁栄するよう祈願した神社で、現在の社殿は昭和60年10月14日大改築したもの)
特別養護老人ホーム延寿園、くろもりの郷を過ぎれば林道沿いの左側に小赤川が流れ砂防ダムが見えます。かってこの川の上流で享保16年「1731]に硫黄を採掘し、寛政年中「1789~1801」に採掘を再興したといわれ、現在もその形跡が見られる。
しばらく歩けば右側に大きなカーブがありますが「けたの阪」と呼ばれる山道を歩き体力を温存、再び林道に出てミズナラの木陰から太陽が差し込む光景を見ながら進むと、林道が二路に分かれますが左側に100メートル程のところで左折して山林へと入ります。この区域が国有林と民有林の境界線になります。
ここからは「尻くべ阪」と言われる急な坂を下ります。ヒバ林のなかを川の流れと音を見聞きながら進めば、5年ぶりの対面です。
緑に囲まれた静けさの中で変わらぬ存在感と神風が舞っているかのような空気と冷気に包まれ時の流れを忘れている。来てよかった。
*滝の中段の洞の前に立っている二つの石の奥に川や沢を鎮めるための「不動」があると言われています。
*この赤川の滝を紀行家の管江真澄「宝暦4年1754~文政12年1829」と大畑の文人村林源助も訪れています。
*滝の左側を登れば信仰の対象であった黒森山420メートルがあります。
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