里の秋(2)自然の恵み

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ヒマワリが東向きで太陽を浴び、秋桜「コスモス」が秋風に揺れ、きれいに草刈されたバス待合室。小さな親切でこんな空間を毎年のように楽しませてくれる方に感謝です。

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秋の日差しを受けいつもの里山コースを歩けば、葉が3枚の「ミツバアケビ」が紫色で果実が熟してポッカリと口を開けています。(熟して果実の口が開くので、あけ実から「アケビ」が由来したと言われています。) 幼少の頃は友達と数を競って採取し、熟していないものは米びつの中に、取れたては家族で食したものだ。甘い味は今でも最高です。

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今度は「サルナシ」、通称「コクワ」です。サルナシはサルや熊の大好物で、特にサルが我を忘れて食することから名付けられたと言われている。まだ熟していないがキウイフルーツに似た味がする。人間だけへの恵みでないし、いずれサルが食するに来るだろうから見るだけに。

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今度は「さんしょう」です。すがすがしい香りと、ピリットした辛さが大好きです。今年はさんしょう(粉末)の試作品づくりに挑戦です。

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休憩を兼ねての採取したものを天日干しです。

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今度は「やまぶどう」です。奥山に入らなくても今年は多く見かけます。採取して食します。酸味があって美味しい。このやまぶどうより一回り小さい「エビヅル」は、今はほとんど見かけないが「小ぶどう」と呼んでいて甘酸っぱい味がしていたことを思い出した。

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様々な色を持ち合わせています「野ぶどう」食べれません。見るだけに。

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最終コースの草むらを歩けば「はたけしめじ」です。(匂いのまつたけ)に対して(味のしめじ)と言われるくらい味噌汁、油いためなど実にうまい。

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気持ちよく歩いて、最後に自然の恵みをいただけることに感謝です。

残念なことに恵まれた自然から学び、そして遊ぶ機会さえない環境が現実にあることが寂しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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