今回の台風18号は8日未明に宮城県石巻市付近を通過し太平洋に抜け、青森県は直撃は免れたが一部地域で避難勧告・停電・交通機関の混乱があったようだが、深刻な被害報告がなければよいが。又、津軽海峡沿岸は大雨、強風、高潮の影響で荒れに荒れて眠れぬ夜を過ごした。
台風は高い確率で進路等の予測が可能なので事前に対応は出来る反面、気象庁が定義付けている(「局地的大雨」単独の積乱雲によって降る雨)・(「集中豪雨」前線や低気圧の影響により激しく降る雨)に加え、マスコミが「ゲリラ豪雨」と呼ぶ雨のいずれも雨量や地域を特定して予測することは難しいとされている。
行政が市民に防災情報を瞬時に伝え、その対策にも限度があるのではないかと思う。
最終的には地域の地形・高齢者・一人世帯等の実情を一番詳しい地域住民が「地域は地域が守る」「自分を守る」という意識をもって自主防災組織づくりを進めることが、被害を最小限に食い止め地域の結束と絆が生まれ住みよい環境が出来るのではないだろうか。
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