ここ数日前から二枚橋沿岸にカサの直径が1メートル前後のエチゼンクラゲが頻繁に流れ着くようになった。破片も多くカモメが食いちぎっている様子を何度も目のあたりにしている。
また、秋田県の定置網に1千匹を超える侵入が確認され、海流の状況次第で津軽海峡沿岸に北上する可能性があると県は関係者に呼びかけている。
色付くこの季節から冬に向けて定置網に鮭が入り込む時期、漁獲量の低下や漁業者の健康阻害等の深刻な被害がなければよいが。
繰り返される大量発生は明らかに海の生態系機能が破壊され続けていることを意味するのでは。
その背景にあるのは私達人間活動が大きく関与していることは疑う余地が無い。海だけではなく自然界全体の環境保全対策にどのように向き合い、解決への道筋をつくりあげていくことと、生かされている自然を次世代に引き継ぐことこそが私達に課せられた責務ではないだろうか。
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