若者の街

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2月末日から3月中旬にかけて人生の悲哀に接しると同時に、教育の重要性を痛感するという複雑な思いを胸に仕舞い込んで3月20日午後9時発の東京行きの高速バスに乗った。疲れていたせいか腰をかけてまもなく眠り込んでしまった。早朝6時30分の東京駅は強風に横殴りの雨と寒さが出迎えてくれた。急ぎ京浜東北線・南武線を乗り継ぎ子供のアパートにたどり着いた。

天候の回復を待ち小田急線で東京都町田市へ。町田市は1960年(昭和40年)以降にベットタウンとして発達しながらも、市内各所でいまだ農業が行われ郊外には私立大学が点在するなど「若者の街」としての色が見られる。十数年前に子供が東林間を生活拠点として相模原の学校に通っていた頃に訪れ、以後も活気ある街を楽しんでいる。

町田一番街通りで手作り商品に必要な布きれをナイロン袋に詰め込んでの仕入。~安かった。

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目玉商品を物色中です。

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一番街通りを歩くと昭和58年に「原町田」誕生400年記念に建立された「絹の道」の石碑があった。この道はかって生糸の輸出のため東京都八王子と神奈川県横浜市を結んだ道だそうで、さぞ活気があったのでは。

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右折すれば町田市役所があり、その前面を江戸時代のころ武蔵国と相模国の国境となっていた境川に沿って走っていた「町田街道」を見ることができる。現在も市の中心部を走る主要道路である。中央橋に立って歴史風景を堪能しています。

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市内や近辺に大学や短大・高校が多いので、駅付近の繁華街は学生を中心とした若者が目立つせいか渋谷や原宿、秋葉原に似た感じさえする。事実、乾物屋、飲食産業、衣料品店、ゲームセンターなど独特の都市型を作り上げ、多摩地区の経済圏の中心的な役割を果たしているように思われる。

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山形名産玉こんにゃく・沖縄名産物などの即売。市民フリーマーケットや大道芸の催し。

 

 

 

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