天地がすがすがしく明るい空気に満ちてくるという24節気の一つ「清明」5日が過ぎた頃から、外来種の「クロッカス」が自宅前に他の草花より一足早く春の陽を浴びて黄色の花を咲かせています。(花言葉:信頼、復活)
春の陽ざしに誘われて里山をぶらり。まず目に飛び込んだのは川辺に銀白色の毛で丸みの柔らかさの中に物腰の強さを感じる「ネコヤナギ」が美しく花を咲かせています。ネコヤナギを折り取ろうとすると材木の部分は折れるが、樹皮はなかなか切り取ることが出来ません。皮層中の繊維が強靭。(花言葉:自由、親切)
さらに小川(中川目沢)沿いに歩けば、未だ西側の山地は雪で覆われているが、さらさら流れる小川の側には強い生命力を感じる「ノアザミ」が一足早い存在感を見せています。(花言葉:権利、私をもっと知って下さい)
湿地には可憐な「ミズバショウ」が衿を立て素敵な姿を見せ始めました。群生で花を咲かせる時期の風景と太陽の光が水面を照らした時とのマッチングは実に美しく心を奪われます。(花言葉:美しい思い出、変わらぬ美しさ)
縦に長い日本の国土の中で、これからが春本番の当地域です。春の顔が次々と。
春を愛する人は心清き人 スミレの花のような僕のともだち
こんな歌を思い出しながらも、この季節は生活環境が大きく変わる季節でもあります。暖かい陽に誘われ体を動かす機会が増えたり、転勤、異動、結婚などで新たな環境での家庭生活が始まることでの意欲や充実感を味わえる一方で、疲れや精神的ストレスが蓄積される時期です。くれぐれもご用心
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