津軽海峡、国道279号、里山に囲まれ帯状に建ち並ぶ家並みの姿は、時の流れのように急激な変化もなく変わらぬ風景を見せています。
木野部峠のハーモニー橋に寄りかかり生まれ育ったこの地に想いを。地域全体が「スルメイカ」の臭いで充満していた中で走り回った砂浜、日が暮れるのを忘れて泳いだ津軽海峡、あの山この川での遊び、学び舎そこには大勢の仲間がいて、額に汗流して働く親父の後姿がありそれぞれが輝いていた。是非、再会したいものだ。
先日、自宅ショップ「風」のお客様が俳句を詠んで届けてくれました。うれしさが込み上げました。
待ちわびて 峠の下に 春の風
隣接の地域を北見台から。ここにも変わらぬ風景が残っています。
こんな光景が、 ハーモニー橋の近くに「北限のサル」集団が春の日差しを楽しみながら食事中です。この峠でサルを見かけるのが最近のように報道されているが地域の年輩の方々は終戦後に何度も海から見かけていると言う。下北地域での適正な生息数は専門家でさえ結論が出ていないが、農作物を食い荒らす群れや、害を加えるハナレザルを捕獲した一部が今年1月に上野公園で公開されたが、棲み慣れた環境と違い塀を飛び越えての逃走劇。人間とサルの共生は何処に。
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