命の重さ

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先ごろの紙面に10年後の2020年に、青森県の一人暮らし世帯の割合が31,2%まで増えると載っていた。高齢化社会の中で地域を見回せば高齢者の一人暮らし、高齢者夫婦だけの世帯、高齢者と子供(一人)だけの世帯が目につく。

基幹産業の水産で賑った地域も、後継者の県外流失と漁業不振に加え基礎的雇用環境の悪化等により、家族・地域民相互の絆が希薄化しているのが現状で、堤防の役割を果たす政策・施策が届かず耐え忍ぶ生活が続いているようです。

地域の発展に大きく貢献してきた諸先輩方に微笑み・優しさ・親切そして何よりも気遣う「見守り」「ささえ」が必要で、地域の民生委員を先頭に「命の重さ」を感じながら地域ぐるみでの活動が早急に望まれています。

寺院を訪れる度に命の重さと生きることの大切さを痛感するなかで、弔いの形が簡素化・多様化し又、御布施や寄付・戒名制度に疑問を感じる人もいるようですが、その背景には国民の宗教離れにあると言われているようだ。

住職は法話の中で常日頃から人とのつながりを大切に、何か人に役立つことに心がけ懸命に生きることを説く。そして西側の祖先に向かって合掌することを。

境内地には海に面した崖に多いことから「海のしずく」と名付けられた淡紫色の「ローズマリー」が香りを発散しながら咲いています。今まで通り過ぎて気づいていなかった。

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   花言葉「変わらぬ愛と思い出」~立ち止まって花を見れる自分がいた。

 

 

 

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