北帰行

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2009(H21)12月1日に自宅裏の海岸に5羽が姿を見せてから約6ヶ月間、長旅による疲労回復と子育てを続けてきたがシベリア方面に旅立ったようだ。

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2年前から飛来数の観察を続けていますが、各地での野鳥は森林や沿岸の開発等に伴い山・海・湿地の環境変化また地球温暖化による生態系の変化等により飛来数が激減しているとか。

津軽海峡二枚橋海岸に飛来したコクガンを比較して見ると。

       *2009年1月1日から5月12日迄の総延飛来数は354羽。

       *2009年12月1日から2010年5月26日迄の総延飛来数は819羽。

又、一日に確認した最高数は2009年は16羽、2010年は33羽と増加しているものの、食用となる磯の石に付着する藻が少ない影響なのか低気圧が通過後に流れ寄る藻を食する姿が目立つ。しかも気のせいか小型化しているように見受けられ、こんな体力で遠い北極海方面まで無事に辿りつくことが出来るのだろうか心配です。

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自然のなかで生きるものは心配するほど弱くは無いことを証明し、たくましく成長した姿で帰って来ることを待ち望んでいる。

      、、、、、、、、北へ帰る旅人ひとり 涙流れてやまず、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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