薬研(やげん)道3

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一休み後は大畑林道から赤い奥薬研橋(昭和43年10月竣工)・サイメイ沢橋を渡り、大畑ヒバ施業実験林から2.8キロメートル先にある国設薬研野営場を目指してのテクテク歩き。

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この道は環境省の東北自然歩道で「あすなろへの道」と名付けられているが、かって木材の運搬に使用されていて森林鉄道のレールが一部残っている。この環境を観光資源の目玉として復活させる構想があり行政視察研修し検討した経緯があるが何処に。

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あやめ沢を渡った所で大畑川に架かる「つり橋」で涼しい川風を受けの深呼吸で一息。

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明治44年に森林鉄道が作られ、大正15年には蒸気機関車、昭和26年にはディーゼル機関車が導入され、その延長は60キロメートルにも及んだ。一般にも利用が認められたが昭和37に自動車への転換が打ち出されたことにより姿を消した。その歴史証明の一つに人の手で(ツルハシ・ハンマー等)自然石を削り掘った「ずい道」が口を開けています。(全長100m・高さ2,5m・中間点が曲折)

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外の暑さとは大違いの冷気が漂っている。

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寒水沢橋を渡ると森林鉄道から車道(林道)に変わります。実験林入口から歩き出してから何かが違う。アスファルト舗装道から土の道そして覆う緑の中で野鳥が鳴き、山アジサイが咲き、澄み切った青空の広がりを見て当り前の自然環境に納得している自身がいる。

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巨木100選の(愛称「おぐり」樹齢800年・高さ27m・幹回り7,8m)の看板を見ながら国設薬研野営場に到着です。管理棟で冷たくて気持ちよい水で顔を洗い、背負ってきたオニギリを食しながら緑・青・風を満喫しています。

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気分爽快の中で野営場から大畑川に架かる錦橋(平成20年4月竣工)を渡り、午前中に歩いた恐山公園大畑線に出て帰路に。行きとは違う風景が見られる(頭首工付近)

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廃校になった小目名小学校付近の川辺は野外炊事で賑わい、7月に解禁になったアユ釣りの好場所でもあります。

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午後3時に妻の実家に到着。義母が用意してくれたアイスコーヒーとさくらんぼを一気に流し込む。

木野部峠・旧道・北通り・恐山道・薬研道に里山・里海と日課のように歩くのは、単に歩くのが好きとか健康のためだけでなく自然に接することで自然から学び、風に吹かれて社会を知り、そして何よりも先人達が汗と涙で築き上げた地域資源とその熱き想いを知ることであり、それを後世に残し伝えて行くことこそが私達世代の役目なのでは。

 

 

 

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