浜風に誘われて1

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二枚橋でも平年以上の暑さが続いている中で、津軽海峡の浜風が居間を通り抜け道を走り去り里山へ駆け上がっていくこの清涼感、猛暑のなかで暮らす生粋の都会人・田舎に故郷を持つ都会人達に、この浜風の清涼感と香りを分け与えて上げたいものだ。

流れ落ちる汗を気にもせず「浜風に誘われて」隣接の北通り集落の海岸線を香りを楽しみながら歩く。

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二枚橋と同様に沿岸漁業で永々と命を繋いできた地域ですが、高齢化の波は容赦なく速度を上げしかも確実に押し寄せているが、地域資源として広範囲にある磯場が厳しいながらも生きる活力を与えているような気がしてならない。男達は手と足で磯舟を操り箱メガネで海底を覗きタモでウニをすくい上げる。今年は豊漁のようで何よりです。

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このくらいの高波は気にも止めず、押し返す勢いでのウニ漁を続ける女性。ウニ袋が膨れていく。

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入り江となっている場所では遊泳でもしているかのようなウニ漁。たくましい女の姿が。

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地域資源の豊富さを見せ付けるツブ貝が石を覆いつくすような光景がいたる所に。二枚橋の糠森平坦磯では見かけることが無い。

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平成15に青森県が心と体をいやす海辺の空間整備工事で建設した小出橋付近のベンチで一休み。無糖のコーヒーに潮風が入り程よい塩分補給をしながら自然のなかの人間の生き様を想う。

 

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