自分達が住んでいる地域資源の魅力を、無料若しくは低廉な料金で紹介する観光ボランティア活動が全国各地で活発になっています。最近は単に地域の魅力を紹介するだけでなく地域づくり・地域の活性化・地域交流などに貢献し果たす役割の重要性はますます高まっているようだ。
ここ下北半島は原子力・風力関連施設の立地が進み、エネルギー半島化の道を選択したものの過疎化と地域振興という悩みと課題を抱えた現状では、周辺市町村が一致協力して広域での取り組みが急務であろうし、海(津軽海峡・むつ湾・太平洋)や山(釜臥山・朝比奈岳・縫道石山・黒森山など)・滝・渓流・巨樹・古木・風景などの自然と温泉と食・歴史・文化などが連動する「物語性」がなければ地域振興と活性化は進展しないのでは。また、行政だけの広域連携では限界が丸見えであることを考えれば、地域で暮らす住民一人一人が地域の魅力を再確認・再発見しようとする自覚と意識改革と行動が求められている。
家庭・学校・地域がそれぞれの役割を分担し「教・育・守」を重視することで、将来の地域を担う人材が育成されていくのでは。当二枚橋地域には緒先輩達が長年に亘り築きあげた他には無い制度がいまだ残っているのに点が線そして面としての活動が衰退しているのが残念でならない。
先般、下北自然の家が主催した「わんぱくジュニアパワーアップ作戦」事業の後方支援で地域資源である黒森山(H420m)に登頂。
登頂した達成感の笑顔で津軽海峡を見渡す姿が印象的でした。
励ましあいながら汗をながし、緑の臭いと風に吹かれた体験などを積み重ねることが無形の財産として、子ども達の心に刻まれ将来の人間形成に大いに役立ってほしいものだ。
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