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地表の70%を占め、風による波・塩化ナトリウム84%の海水・太陽熱による海水温度・時計回りと反時計回りの海流・毎日二回ある海水面の高さ・電離したイオンで青緑色をした海原・進化し続ける生物を抱えた命の源などの区域を称して海と呼んでいるのでは。

こんな海に、人間活動による埋め立てや水質の変化で原因不明の奇形が目立ち始めたカブトガニ。地球温暖化の影響と思われる水温上昇によって、栄養分の豊かな海域が縮小・移動により(メバチマグロ・カジキ・サンマ・鮭・シラスなど)漁獲量の激減や地域経済にも影響を与えているなかで、大気中の二酸化炭素濃度が上昇し海に溶け込む量が増えることによって、海水のアルカリ度が低くなる海洋酸性化現象が進んでいるとか、加速すればサンゴは骨格を貝などは殻を作ることが難しくなるとか。

地球が泣いている。このことに私達人間は共通認識を持ち「山と川と海」が一体であることの取り組みが急務である。一人一人が自分の周りの出来る小さな事から実践。

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先般、日本海洋センターが意識調査した中で「海が好き」と答えたのは全体で70,3%(前年比2,7ポイント減)で、年齢別で最若年層の10代が58,8%と前年から7,9ポイント減少したようだ。10代が海を嫌う理由は「日焼け」「海や砂が汚い」に集中しているようで、海嫌いが拡大している調査結果

津軽海峡の沿岸沿で暮らす私達は、自然の猛威だけを見せ付ける一方的な海でなく、癒され・開放感と懐の深さを持ち合わせた安心感が命を繋ぐ源となって来た海である。その海に四季折々の風がささやく、これこそが心に残り次世代に引き継ぐ大切な財産なのです。

8月上旬に二枚橋小学校児童3人と自然の家まで歩き(わくわく歩き)、風景をみたり冒険の森や海岸で遊んで帰るさえに、今日一番楽しかったことは何だったかの問いに「海で遊んだこと」の即答が。原風景が残る美しい海に感謝です。海を見てどんな夢が広がっていくのだろうか。

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海がわく(魚群が集まっているという意の漁師言葉)日々が永く続くことを願っている。

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