秋の一日

| コメント(0) | トラックバック(0)

秋の夜長に枕元で情報誌に目を通すのが日課となっていますが、山海の恵みとの出合いと授かりに喜びを感じながら動き回る心地よい疲れが眠気を誘う頃、窓越しに見える津軽海峡の夜空を舞台に命を繋ぐ漁り火のスポットライトを浴び、秋雲の変幻自在な演技が幻想的に繰り広げられる。この舞台を無数の星と風が後方支援し、さらに押し寄せる波が作り出す音量が効果的に響くことで盛り上がる光景に魅了されて尻屋岬の灯台も拍手喝采。生かされている実感をかみしめ眠りに入ります。

さわやかな秋晴れの朝を向かえ、南よりに位置を変えて昇る朝日を浴びて一日のスタートです。

  P1010456_500.jpg

揺れるススキに取り囲まれて天高く澄んだ秋空を見上げて、秋風に乗って移動する雲を見ながら彩りの季節が発する空気をこれでもかと吸い込んだ。

  P1010431_500.jpg

遥か遠くに恐山の宇曾利湖を見下ろすことができる釜臥山と大尽山が聳え立つ(登りたい衝動に)

  P1010434_500.jpg

大畑町の市街地の東側に漁港・尻屋崎が見えるが、この方角を10数メートル離れた同じ場所で若い男性が何かを焼き付けるかのように長時間にわたり見入っていた姿が印象的だったせいか、残像が脳裏から中々消えない一日であった。

  P1010435_500.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://fs21.jp/mt/mt-tb.cgi/274

コメントする