10月26日の初雪(昨年は11月2日)以降は、平年並みの気温が続きさほど寒さは厳しく無かったが、11月28日から29日にかけて冬型の気圧配置となり強い西風に運ばれたぼた雪で白一色の世界に様変わりですが、これで根雪になる訳ではなく寒さと温かさが交互に繰り返されながら冬本番へと突入していく。
寒さが厳しくなるほど津軽鉄道を走るストーブ列車(五所川原市から中泊町)からの雪化粧した津軽平野、そしてスルメの臭いなどが旅人の心や体を温め幸せな時を刻んでくれることだろうし、12月4日に開業する東北新幹線は寒さを吹き飛ばしながら低迷する経済の活性化・新たな人事・技術・文化交流等の起爆剤、地域振興への熱い想いを乗せて走り続けてほしいものだ。
除雪車が残した雪の山を二枚橋小学校児童が通学する時間帯までに片付けてから、自宅周辺を終えたのが午前8時30分。冬本番では毎日のように続く作業ですが健康のための運動だと思って雪と向き合わなければ乗り越えれない季節なので、高齢者には大変な負担であることは周知のとおりで雪の無い地域に住みたいと思う時もあるが、雪が人間にもたらす多くの恩恵も忘れられない。
これから先は暖冬傾向の予報が出ているようだが、この二枚橋に津軽海峡にどんな冬景色とメッセージを発信してくれるのか見守りたいものだ。
ゆりかごを思わせるアオイガイ(通称タコブネ)は、タコが自らの体から石灰質を分泌して作ったもので温帯地方で海流に乗って生活しているが、流れ流れの旅の末に二枚橋海岸に打ち寄せられている。
雪景色を見ながらの海岸ウオークが日課となる冬、熟したハマナスの実が落ちることなく雪帽子に被われている赤と白の光景に不思議な美しさを感じて足を止めた。
先日の雪が暖かさで消え、今日は東からの突風に雨がつきあい大荒れの一日になりそうです。今晩は雪に変わるのでは。
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