大量生産・大量消費・大量廃棄の時代に、それとは異なる「もの」に「らしさ」という愛情を込めた手作り商品の価値は、たとえ趣味から発した自己流であっても作り送り出せば、お客様が使いこなしてくれる過程の中で、価値が生み出されていくのでは。
和布へのこだわりは糸を引き・染め・織る職人達だけでなく、糸をつくりだす樹木や花などに自然環境が大きく関わっていることを考えれば、作り出す側の身心に刻まれた歴史より地球上で生かされている事実に感謝しなければいけないのでは。
「風」の手作りは一針一針にさり気無い「らしさ」と、彩りを放つ様々な風を受け入れる姿勢を崩すことなく歩むことで、和やかな「つながり」で結びつくことを願っています。
古着を解いて黒糸だけの布を少しづつ接いで見ました。色使いが黒っぽく暗い感じがするので、赤糸の着物を少し使い華やかなバックに作り上げました。前側のフタ布には和のビーズを。
和柄 横長バック(サイズ 縦24cm・横39cm・底10cm)(商品価格 送料込み5,500円)
布と針と糸の祭典2011(東京国際キルトフェスティバル)が去る1月21日から1月29日まで東京ドームで開催され、各方面から展示された作品の一つ一つに釘付けでした。また特設ステージでは多彩なゲストがキルトとの思い出や手作りすることの素晴らしさを語るイベントもあり、楽しくワクワクの一日を過ごすことが出来ました。
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