濡れても前に

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想像を絶する規模で牙をむいた東北地方太平洋沖地震・津波で、東北各地に甚大な被害を与え多くの犠牲者・行方不明者を出しています。15mとも言われる巨大津波に飲み込まれ泥だらけで見つかる教科書の入ったランドセルが語りかけてくる想いにただただ言葉を失っています。このランドセルにどんな人生の熱き夢をいだき、又、両親や家族達の願いや想いが込められていたのか・・・・・・。

昨年の夏休み期間に下北自然の家まで歩いた3人組みを引き連れて雪解け山の散策に。

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最初はミズナラの立木をチェーンソーで切倒す作業を見せ、シイタケの原木とナメコ原木との違いを肌触りで教えてから残雪の林道を歩きだす。春近しを告げるアザミを撮影・クマが太い杉の木を選んでよじ登ったつめ跡や皮はぎ・ノウサギの走り回った足跡を見つけた所で春の陽射しを浴びながら水分と塩分補給にコンブを食す。

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休憩後は杉林のなかを山越えです。尾根に上りつめた時キジがいるの声に立ち止まり静かに探して見たものの逃げ去ったようです。今度は急斜面を下ると地域の方々が植林した学校林に、後に、この子ども達の先輩が名付けた「にこにこ学校林」の標柱前に到着です。

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木の橋を渡り林道を歩きだした所で山桜の木に20センチメートル位のサルノコシカケが、勇んで上がり叩き落してお土産として持ち帰りです。

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そのまま斜面を上がり二度目の山越えで尾根に、津軽海峡と二枚橋バイパスが見える絶景ポイントを背に決めポーズ。

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雪道・雪解け山を転びながらも歩き通した汗は疲れと空腹だけだったのかな。昼近くなったので我が家でお母さんが作ってくれた弁当に舌鼓です。

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昼食後は用意していたシイタケ原木に植菌作業。子ども達がそれぞれ原木を選び菌を打ち込む。一年後にシイタケを通して自然体験の話題が食卓に上がり家族の絆が深まってくれれば。機会を作った者より機会を与えてくれた自然に感謝です。

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新学期です。夢を大きく膨らませてほしいものです。次回は何処に。

 

 

 

 

 

 

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