海水温の上昇によりスルメイカが津軽海峡まで北上したことで水産業に活気のしぶきが舞い戻ることで、幻想的な漁り火が連日のように賑わいの風に吹かれ揺れ動いている。
寝室の灯りを消しても程よい明るさの中で、生き様や地域の将来像を描いてみたり静かに物思いにふけるには余りある美的生活景観がある。
今年は昨年より早く梅雨明けしたが濃霧の影響で朝日を拝むことが少なかったが、逆に夕日に魅了される機会が多かった。スルメイカ漁の灯りの向こうは北海道の恵山岬と山々、これをバックに沈む夕日の紫紅色で染まる津軽海峡に赤岩、この自然が織り成す原風景にただただ釘付けです。
出漁する船員の安全と大漁を願いながら、盛夏手前の心地よい潮風を受けながら故郷を思う。
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