待つこと17年

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平成6年9月23日に行われた二枚橋地区敬老会終了後から、強い低気圧の影響により1時間当たり60mmを記録する集中豪雨で左右衛門沢が流木で詰まり住宅の床上浸水に交通機関の遮断等の被害が、原因は国道を3箇所も蛇行しながら流れる地形にあり従前から何度も指摘されていたし、平成19年11月29日に大畑地区の急傾斜・土石流の警戒・特別警戒区域についての説明会で、行政側に早急に整備するよう要望した経緯もある。待つこと17年目でようやく施工の運びとなった。(施工期間:平成23年8月24日から平成24年3月25日 延長108,3m)

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左右衛門沢が直線的になることで住民の不安は少しは解消されるものの、限られた住民への説明会で終わった不満と総体的な自然災害対策でないこと、そしてこの施工により故郷から移転を余儀なくされた方を想えば心が痛む。自然と人間に配慮した現状把握をお願いしたいものだ。

 

 

 

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