日没時間が早くなるほど寒さは厳しくなるが、夏の夜空とは違う高さや神秘的な星の輝きを身体を震わせながらも見たいと思うのは私だけでしょうか。この場所・この時間・この空気に風が活力の源。
体内で月光が更に輝きを増す頃には深い眠りに。早朝の海岸散歩で沈む月を見送ることに。
海岸散歩でのプレゼントは澄み切った空気に乗った潮の香りと、近頃はなかなか見かけることが少なくなったアオイガイ(通称タコブネ)が海流に乗り遅れて海岸に打ち寄せられている。
先行きが不透明な現実社会の中で何をやめて何を続けるか、仕事・趣味・人間関係など・・・・。これらは世代・男女・取り巻く生活環境などにも大きく左右されがちです。長く続けてきたことが疲労や弱音を発したときには断ち切る勇気や覚悟も必要であるかと思うのだが。
しかし、続けてきた過程の中での経験や流した汗は自らが築きあげた大切な財産であり、新たな出発をするさえには必ずや生かされるであろうし、加えて日々の雑事・細部・現場にこそ「大事」が潜んでいることを軽視しないで、心や体を酷使し過ぎないような生活環境を整えなければ。
戦後の食糧難時代から豊かさを求め、ひたすら働き続けた家族が静かな眠りにつき西の方角に向かって合掌です。過去・現在・未来を考えながらの海岸散歩。
温暖化の影響もあり雪は一日で融け、初冬の雨上がりでもこんな七色模様が見られます。
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