地域再生実践

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3月7日東京国際フォーラムを会場にて地域再生実践フォーラムが開催された。開催に先立ち第16回ふるさとイベント大賞の表彰式が行われ、企画・効果・運営に優れた「熊本暮らし人祭り みずあかり」熊本県熊本市みずあかり実行委員会が秋の夜を美しく幻想的に故郷の資源を生かしたことで受賞、ほか優秀賞・奨励賞・選考委員特別賞・復興応援特別賞がそれぞれ表彰された。

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選考基準での評価のポイントは。

「企画」①地域資源を積極的に活用していること(地域資源:風土・産業・食文化・伝統文化・歴史・特産物・建築物・構造物など)②独創性に溢れ、新たな地域の魅力を創り出している。③多くの人を惹きつける魅力がある。④魅力を増すための創意工夫が顕著である。

「効果」①地場産業の振興や観光客誘致など、経済的な波及効果がある。(低予算でも波及効果が大きいなど)②地域の知名度アップに貢献している。③地域住民の郷土意識の高揚に繋がっている。④伝統文化の継承や新しい文化の創造に繋がっている。

「運営「①地域住民が積極的に参加している。(参加することに誇りを持っている。)②地域の内外を問わず、交流や連携が行われている。③継続して開催されており(継続される見込みがあり)、将来の発展性が見られる。

これらを総合的に審査したうえでの表彰におめでとう御座います。ふるさととは・・・地域資源とは・・・・繋がるとは・・・・ どの団体にも共通することは自らの地域は自らの汗で、気付きそして生かし、枠を超えての繋がりが地域づくりの原点になっていることを確認。

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(株)日本総合研究所理事長の高橋進氏による「大震災後の日本経済と地域活性化を考える」の基調講演では、自ら立ち上がらなければ・高齢化は急速に大都会に・復旧ではなく新興をの内容が印象に残った。

分科会では「持続的な観光振興による真の地域再生の実現」に耳を傾けた中で、1960年米国カンザス州ローレンス市生まれで第二の故郷である山形県最上町を中心に、着地型旅行の開発に奔走している(株)トラベル東北代表取締役の語り、人間をそせいさせるのは「本物」との折衝であり・「今」との感動的な出合いであろうとする内容に違和感なく聞き入る自分があった。機会があったらこの地を訪れてみたいものだ。

見て、聞いて、感じることができた時間に感謝です。

 

 

 

 

 

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