三鷹駅前の飛高堂ぎゃらりあで、佐井村出身の鹿島桃子の柿渋染・古裂・独創衣展が開かれ親子で訪れてみた。手作り創作については皆無の知識ですが素材の持つ優しさや温かみを調和させながらの創作、しかも手仕事に新たな世界を見た感じだった。
「桃子のひとりごと」に釘付けでした。
先人は名も残さず、時の流れの中に着物や布などを私の手元に贈ってくださいまして、今日の私がいますこと深く感謝いたしております。 布に触れし、ゆるやかに浮かびし形・・・・・ 作品創りは布と私の二人三脚です。 たえず語り合い、うなずき・・・・・・
天然素材にこだわり、ありのままの自分を表現し、自身の感覚の面白さ、頭で考えるだけでなく偶然から生まれる面白さなど・・・・・・そして故郷への想いと自らの歴史を手仕事で表現している人生。また、現在、佐井村に在住し手織り活動をしている川岸延子・舘脇睦子との交流と支援にも何とも言えない温もりを感じた。創作品を身につけ、また新しい出会いと歴史が始まるかも。
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