2012年8月アーカイブ

夏なのに

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ここ数年、世界各地で異常気象による自然災害が相次いでいる中で今年は、九州北部の豪雨・中国、北朝鮮、ロシアで豪雨に伴う洪水・米国の干ばつ・欧州の一部は多雨と低温など地球規模で異常気象に見舞われている。これらの背景にあるのが地球温暖化で、このまま続けば今年は歴史に残る暑い年になる可能性があると言われているが・・・・・。

7月26日に梅雨明けした後の当地域は、何日か真夏日が続いたが最近は漁火の集結で輝きがますほど、朝夕の風はもう一枚の重ね着を要求するように。

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夏なのに、海辺を走り海に入り喚声を上げるのは、ふるさとに帰省した子や孫の声ばかりで何とも寂しい限りです。この地で生まれながら津軽海峡の味・匂い・風に加え泳ぎ・学習する機会さえない地元の子たち・・・・・・・・・・・・。

数知れない多くの顔を持つ津軽海峡を見る中で「海峡・太陽・地域資源」の三者が重ね織り成す四季の光景は、この地で生きる人達にとっては重みの違う心の財産である。この財産が基盤となり明日への推進力を支えている。

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午前4時45分、この光景を見る度に命の充電。

 

 

 

平成8年に生態系と自然景観への配慮から地域要望した「魚道及びわくわく親水広場」が平成10年度に完成以後、地域資源として活用されることなく今日に至っている。

当会が、ボランティア活動の促進、愛護意識の高揚及び環境の整備と保全を目的とした、青森県ふるさと水辺サポーター制度に基づき平成23年10月27日に行政と協働で美化活動を実施することで覚書を締結した。

地域内には縄文時代後期の遺跡(二枚橋・大畑道・家ノ上)に加え、津軽海峡・砂鉄・塩釜(釣屋浜遺跡)・旧道・旧大間鉄道アーチ橋等などが点在する中から、魚道周辺の自然環境を活用しての坐禅会を企画したところ、多方面から予想を超える応募があり嬉しい限りの時間を共有できた。

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坐禅会と同時にフリーマーケットも試みてみたが出店者は少なかったが好評で、特に地域特産品(海産物)が安価の提供を差し引いても飛ぶように売れることを肌で感じ、企画内容等を検討し津軽海峡沿岸で採取した海産物が現金化され、少しでも消費増税に対応する仕組みづくりを前進させるのも、チーム「ふるさとが大好き会」の役割なのでは。

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魚道周辺の環境整備には課題も多い。今後は、魚道のみの環境整備だけではなく植栽・安全安心・排水路などを含めた導線の整備を、青森県景観アドバイザー及び地域住民等を巻き込んでの意見交換を重ね、景観の特性を生かした特色のある地域づくりに取組みたいものだ。

 

 

 

 

 

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