高齢化や後継者不足の影響等で耕作放棄地が増え続け、外来種(オオハンゴンソウ)が驚異的繁殖力で黄色いジュウタンの範囲を拡大している。
私有地の農地(田)を年に3回程の刈払いを続けても根本的な解決策には至らず、半ば、あきらめての作業であるが、やらずにはいられないのが現状である。
昨年度から薬研地区の観光資源である巨木(オグリ)への道程の一端を抜き取りによる駆除作業を実施しているが(昨年140㎏・今年70㎏)範囲は拡大したように思われる。当会の自然環境への小さな思いやりが継続的に実施されることで、地域資源への接し方や楽しみ方が前向きになってくれれば嬉しいし、そして何よりも在来種が織りなす四季の彩りを見続けたいものだ。
2011,3,11の東日本大震災のガレキの漂着が今年の10月頃から米国とカナダの西海岸や米アラスカに本格化して押し寄せると見られている。しかも到達した漂着物には多数の生物が付着し、その地の環境に定着・繁殖することで生態系に悪影響を与えかねない恐れがあるとか。この漂着物の処理や監視等への経費はもちろんだが、被災地の皆さんの心情が心配。
水辺サポーターとして活動するなかで、海岸漂着物は頭痛の種ですが地道に時間をかけて汗を流し続ける以外に解決策はないのか。
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