雪も恐い

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色付いた季節を楽しんだ後は北風の冷たさで水溜りが氷柱に、そして霰が屋根をたたき出す頃は体を寒さに適応するための準備期間。薄化粧の美しさを繰り返し見せ降っては消えが降っては積もる時期へと移行して新年明けましておめでとう。ここからの2ヶ月余は根気・忍耐・体力が伴う雪かきの始まりですが、この間、暴風雪もあれば物音一つせず深々と降るときもあり、灯油を節約しながら窓越しに見て目覚まし時計は除雪車の動力音、早朝の溜息こそが北国の厳しさ。

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昨年は、下北管内でも猛烈な吹雪での大渋滞で車中で一夜を過ごす日があったが、今年も正月から降り止まぬ雪。青森の酸ヶ湯温泉付近及び弘前市では過去最高の積雪量、そして北海道では死者を出すほどの雪・雪また雪と情け容赦なく白摩の恐ろしさを思い知らせている。

地震・津波・雷・竜巻・雨・雪など自然の猛威は、時として人間の想像をはるかに超えた爪痕と心に修正不能な深い傷跡を残す。それでも人は、先人達が築き上げたきた道を歩き、私達が続き、そして次世代の者が形を変えても歩き続けるだろう。

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久方ぶりの太陽にカンジキを履いて里山散歩で、真っ白い空気と香りをたらふく吸い込みながら逞しく天に向かって生きる若芽の生き様を心に焼き付けた。

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          P1030036_500.jpgキジの足跡

里山だけでなく、津軽海峡も太陽光線を浴びながら春への準備を進めているようだ。

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