木野部(大畑町)というのも、むかしは鬼の府と書いたのだがと、年老いた人がおしえてくれた。七曲とかいうつづらおりの路を日暮れ近く行くと、紫を負うたものが歩いていて「さあおいそぎなさい。日が暮れてしまいます」と、先だってさっさと過ぎゆくのがくやしかった。釣屋浜、由坂ですっかり暗くなってくだると、川があった。舟で渡って大畑(下北郡大畑町)につき、堺某の家に宿をとった。・・・・寛政4年(牧の冬枯)
菅江真澄(1754~1820)江戸時代の紀行家。本名:白井英二。30歳に旅発ち、1792(寛政4)年、39歳の時に北海道松前から大間町奥戸に渡った。その後3年間、下北一円をくまなく巡り庶民の暮らしや祭り、文化、自然の風景などを絵や日記に書き残した。
釣屋浜・二枚橋・湯坂へと続く古道は今なお残されており、又、隣接の縄文遺跡群(大畑道遺跡・二枚橋遺跡1・2)からは、大地を踏みしめ狩猟に走り回った生活の臭いが漂っている。途中、湯坂の高台から大畑の街並みと桜ロードを見てから、大畑発祥の地とされる深山に祀られ、大畑八幡宮の奥の院とされる深山神社についてガイド(宮浦宰)の説明に耳を傾ける。
いにしえの道を訪ねて(現在と過去との会話)
日 時 平成25年5月12日(日)午前9時から12時まで「小雨決行」
集合場所 二枚橋地区公民館 受付:午前8時30分から
歩行行程 ①二枚橋地区公民館②二枚橋海岸③旧二枚橋小学校④大畑道地蔵堂⑤旧道
⑥茶水川⑦湯坂地蔵堂⑧湯坂下⑨大畑発祥の地深山神社 *片道3KM
参加資格 歴史及び文化に関心があり歩ける体力のある者
参加費用 学生・500円「小・中・高」 : 一般:1,000円 *傷害保険・昼食代
申込〆切 平成25年5月6日(月)まで
申込方法 ◎電 話「田村修090-2368-7653」・「林浩範090-3469-4044」
◎郵送 〒039-4401むつ市大畑町二枚橋53番地5「杉本修三」
(ハガキに住所・氏名・年齢を記載のうえ投函)
問合せ先 ●電話0175-34-3260 ●携帯090-5844-1617「杉本修三」
■当日は会場(二枚橋地区公民館)近くで「地場産品即売会」を実施します
主 催 ふるさとが大好き会
後 援 むつ市・大畑町観光協会・千鳥子ども会
参加をお待ちしております。
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