眠気を誘う心地よい春の陽気が素通りし、自慢の桜ロードにシャッター音が無しの連休。低温や天候不順の影響で里山独特の香りは感じとれないが、長く厳しかった季節を乗り越えた生命力が方々で背伸びしつつある自然界。
この時期、ヨブスマソウ(通称:ボンナ)特有の香りと津軽海峡の岩ノリとの組合せは最高、まさに旬の香りを食う。
環境省のレッドリストの準絶滅危惧種に指定されている「エビネ」は園芸用としての採取や森林伐採などで、この里山も確実にその数を減らしているようだ。
素通りした桜前線を横目に、山桜はひと際その存在感を見せ付けてくれた。この山桜を活用しての鑑賞会や和みの催し・・・・・・・・。あれも・これも駄目、あれも・これも無し・・・・・・。あれも・これも有ると思えば何かが変わる。そんな生き方をしたいものだ。
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