2010年5月アーカイブ

北帰行

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2009(H21)12月1日に自宅裏の海岸に5羽が姿を見せてから約6ヶ月間、長旅による疲労回復と子育てを続けてきたがシベリア方面に旅立ったようだ。

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2年前から飛来数の観察を続けていますが、各地での野鳥は森林や沿岸の開発等に伴い山・海・湿地の環境変化また地球温暖化による生態系の変化等により飛来数が激減しているとか。

津軽海峡二枚橋海岸に飛来したコクガンを比較して見ると。

       *2009年1月1日から5月12日迄の総延飛来数は354羽。

       *2009年12月1日から2010年5月26日迄の総延飛来数は819羽。

又、一日に確認した最高数は2009年は16羽、2010年は33羽と増加しているものの、食用となる磯の石に付着する藻が少ない影響なのか低気圧が通過後に流れ寄る藻を食する姿が目立つ。しかも気のせいか小型化しているように見受けられ、こんな体力で遠い北極海方面まで無事に辿りつくことが出来るのだろうか心配です。

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自然のなかで生きるものは心配するほど弱くは無いことを証明し、たくましく成長した姿で帰って来ることを待ち望んでいる。

      、、、、、、、、北へ帰る旅人ひとり 涙流れてやまず、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜前線北上

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桜前線が本州から北海道へと北上するなかで、春の香りが漂う里山が萌え始め新緑と雑木林そして山桜の色彩に心を躍らせ生命力の強さを感じながら歩いています。

北国のどんな厳しい環境下でも、私達人間に時を越えて命を繋ぐ恩恵を与え続けている自然界への礼儀として、身体に悪影響を及ぼさない限り伸びゆく命の芽を踏み倒さない気配りをもって見届けるように足を運ぶよう心掛けています。

自然の恵みに出合いました「タラの芽」

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トゲがあって採取するに苦労するだけあって、熱々の天ぷらはさすがに美味く香りも最高です。

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斜面の日当たりのよい杉の根元に青い「ゼンマイ」が春の陽気を一早く感じ生えています。

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その隣には里山の香りを堪能でき、少し味にクセがあるものの大人の味「ボンナ」が生えています。

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野菜の高騰が続いている中でも、旬の山菜を目の前の里山から採取して口に出来る喜びに感謝。

さくらロード

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大雪と異常気象の影響で桜前線の遅れが心配されたが、はなまつりに照準を合わせたかのように見事なまでに咲いています。地域管内では毎年のようにお釈迦様の誕生日(4月8日に生まれたという伝承)から一ヶ月遅れの5月8日に、白く大きい象を引き「無病息災」「子供の成長」などを願い感謝しながら歩く行列を見るのが楽しみだったが今は無し。

又、この時期は新緑のまぶしさに心が踊り勇んで里山に出かけ、仲間毎に陣を構えご馳走を食べては里山を走り回ったものだが今は無し。

5月8日は花見・象・陣・ご馳走と楽しい思い出が数多くあり、そこに欠かせないのが「さくら」だった。 P1000918_500.jpg

むつ管内にある出戸橋から大畑町湯坂下までの国道約8キロメートル区間に街路樹として植樹されたソメイヨシノが1,370本。昨年とは大違いの景観に観光客も車を止めての写真撮影、陽気に誘われて歩く地域の人はさくらトンネルの中で心地よい汗を流しています。

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日本人は何故これ程までに「さくら」に想いを寄せるのだろうか。

ぱっと咲き、花吹雪をもってさっと散る姿が、はかない人生そのものを投影させているような気がしてならない。桜が入る歌を思い出せば「同期の桜」~団塊の世代そのものです。

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遠い昔、陣を構えた付近には今も常緑樹に囲まれて「山桜」が咲いています。胸騒ぎが。

嬉し涙

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長い時間をかけて互いに育てた思いやる気持ちが昨年の3月29日の結納につながり、そして先日の5月1日には桜前線にも祝福されながら結婚式・披露宴が青森迎賓館で執り行われた。

夫婦の契りを結んだ二人にも、これまで数々の試練があったが支えあって乗り越えてきた子に心より拍手喝采ですが、子を嫁がせる家族の心情を察すると複雑なおもいでしたが、自然に流れる嬉し涙は抑え切れなかった。

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今から4年前の自身と3年前の妻の健康状態を考える時、夫婦そろって子供の新たな旅たちに立ち会えることが出来たのは、多くの人のご支援とご協力に加え家族の絆であった。感謝です。

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子供達には常に自分らしく、小さな小さな一歩の積み重ねを通して退くことの大切さも持ち合わせ前に進んで頂きたい。そして人に支えられていることの大切さを肝に銘じ背中が大きく見える男性、愛情と和やかさが充満している女性が築く人生であってほしいと願っています。

 

 

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亜希子、三成そして愛と三人の親になりました。今後は三者三様の笑顔で協力しながら生きてほしいものです。手作りのブーケを持っての式と披露宴(亜希子からのプレゼント)

親にとって元気の源は例え同じ屋根の下で暮らさなくても生涯子供達です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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