神社の参道隣接に100余年前に建築された「蔵」、木羽葺屋根が風雨雪に耐えられずトタン屋根にしたものの塩害で錆び補修を繰り返してきたものの雨漏りが酷く、ついに役割を終えたことに感謝です。
雪解けを待って4月2日から時間をかけての解体作業、そのほとんどが「ひば」材を使用しての建物で「もったいない」の一言に尽きるが、西側の柱・屋根の腐りがひどかったが(ヤマセの影響は隣接の建物で半減)4月23日で解体と運搬作業を終了した。(建築リサイクル法適用外)
年中行事のさえ使用する家財道具や生活用品が収納され、時には非難場所としてローソクを灯した思い出、神社周辺が遊びの中心であつた頃は休息場所でもあった。これら数々の思い出の建物を自身の代で終え自らの手で取り壊していく寂しさもあるが、これも自身の役割。木材のほとんどは薪として活用、思い出は自宅ショップ「風」の看板として再利用する。
自ら動いて解決できるものは汗を流せば、子供や次世代の負担軽減。
思い出は「心」に・記憶は「書」に。
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