2011年3月アーカイブ

国有林モニター

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国有林の役割や現状を理解し管理・経営に国民の意見を役立てる一環として「国有林モニター」の募集があり応募したところ、平成23年3月16日付けで1年間の依頼状が届いた。

応募理由した理由は~地球環境を守ろうとする世界的な取り組みの中で、森林を構成する多種多様な樹草・生物・細菌等が大気浄化機能や地域の原風景・風土そして人々の日々の暮らしを支え続けている役割に関心が高まっている。。また、ものを言わぬはずの樹や草が、実は密かにささやきを交わしながら森林を訪れる家族連れや仲間達を温かく迎え入れ、水を通して命の大切さと特有の香りで心の充実という目には見えない貢献をしている。こんな森林の果たす役割を次世代に引き渡してこそ、人が人である所以なのではとの想いから。

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地球という器のなかで国有林を通して自然と人間の関わりを学び、この学びの中からどんなメッセージを発信できるのか楽しみが尽きない。雪解けの林道を歩き下狄川に落ちる滝に会いたくて汗を。

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歩き回った後に、気持ちよい冷たさで滴り落ちる雪解け水を火照った手のひらに溜め、流し込んだ時の喉越しの爽快感は格別で何度でも足を運びたくなる。

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カモシカの視線を意識しながら軽く会釈をし、互いにそれぞれの道を歩む。

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芽吹く季節に向かって時は流れているものの、先日は早朝にかけて綿雪がしんしんと降り積もり久しく見れないだろう銀世界を堪能させてくれた。

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人通りのない道端に茂る樹木を飾る銀世界。春風と太陽光で一瞬にして消え去るとはいえ、しばし見納めとなる風景に季節の移り変わりを感じながら立ち止まること数分。

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三寒四温を繰り返す中で3月26日(土)に自宅ショップ「風」のオープンです。

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今年は、どんな和と笑顔の風が舞うのか楽しみな一年となります。

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千年に一度とも言われるこの巨大地震と大津波(3月11日 午後2:46 M9,0東北地方太平洋沖地震)が想像を絶する牙をむいて東日本の沿岸沿いを襲い、尊い生命と築きあげてきた財産を一瞬のうちに奪い去った。

この国難に国民が共通意識をもち総力をあげて耐え・協調・そして知恵と未来への想像力をもって、復旧・復興に全力を傾けてほしいものだ。そして一日も早く希望という灯りが見え前に進んでほしい反面、何も言えず何も出来ない自分がいる・・・・。自分なりに思いやりと心づかいだけは忘れることなく懸命に生きることが被災地の皆さんへのメッセージになること信じてひたすら歩む。

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地震が発生した時間は津軽海峡を吹き抜ける風を感じながら二枚橋海岸で汗を流していて揺れさえ気付かなかったが、家族の大声で呼ぶ姿に驚き一目散に帰った30分後に津波の襲来です。

渦が砂を巻き上げての寄せ波と静かなる引き波の速さにカモメもコクガンも恐れて飛び去り、干潮でも隠れて見えない石(2m強)が顔を出した光景は、ただただ自然の驚異に絶句。1960年(昭和35年)5月22日のチリ沖地震での津波が鮮明に蘇りましたが、初めて津波の猛威を見せ付けられた家族はしばし呆然。

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自然災害が発生する度に二枚橋地域の安全・安心対策への危機感の欠如に胸を痛める。当地域は海岸沿いに住居が建ち並び前面が津軽海峡・3箇所の河川・背後の急傾斜地に坂道と、通常は風景遺産・資源・癒しの場となる反面、今回のような災害では一変して負の財産となりうる。

この負の財産が牙をむいた歴史的経緯があるのに、喉元すぎれば・・・・・・・。ハード及びソフト面での具体的対策が皆無に等しく、その時々の対応も後手後手で本当に大切な命と財産が守られるのだろうか。教訓を生かした取組が急務なのだが。

 

 

 

 

知りたい

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江戸時代の紀行家 菅江真澄(1754~1820)が下北に残した足跡を新たな観光資源として生かすために、下北観光協会が平成18~19年に菅江が記した下北の民族や自然の今と昔を探索できる歴史街道再発見事業で、ガイドブック・DVDによる情報発信に加え各地に説明板を設置して誘客を目指したが、その成果及び効果は・・・・・・・・。

菅江は1792(寛政4)に大間町奥戸から恐山までの足跡を記した「牧の冬枯」の中で、「七曲とかいうつづらおりの路」「釣屋浜」「由坂」を通っているが、街道の一部が現場で確認できず曖昧な区間があることを青森県が調査した「歴史の道」北通道で報告されている。

この曖昧な区間を「知りたい」「調査してみたい」との想いが強く、国土地理院から地図情報の入手・地域の諸先輩からの聞取りをしながら、時間を見つけてはスリムになった雪山を歩いていますが、未だ糸口は見えないが諦めず根気よく情報収集をしながら現場に足を運ぶ一年になりそうです。

少しでも目的に近づくための自由な発想と、自然という器の中で遊んでいる感覚を忘れることなく「ゆとり」をもって楽しむことが意外な発見につながるかも。

耳を澄ませば雪山に響く音、白樺に寄りかかりながら聞き入る。水とチョコレートが美味い。

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次の動きは三角点と水準点の位置情報を入手したうえで現場踏査です。

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寒さを忘れないで

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北極圏が周期的に寒気を蓄積・放出する北極震動の影響で、1月は西日本をはじめ各地で記録的な大雪になったが、2月は寒気が流れ込む日が少なく厳冬から暖冬へと激変し、これ程、月別の寒暖が極端になることは珍しくこれも地球温暖化の影響なのだろうか。(自宅前の雪かき日数は昨年の11月「2日」・12月「9日・今年の1月「20日」・2月「6日」)

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1月は降った雪に除雪車が残した寄せ雪の片付けを健康と体力増進と想いながら日々を過ごしたが、さすがに一日に何回もの雪かきには疲れた。その疲れを吹き飛ばしてくれたのが時折みることができた朝日で救われた。最近の雪山は一回りもスリムになりガードレールも顔を見せ始めた。

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暖冬になったとはいえ7日周期で寒暖が繰り返される三寒四温のとおり、時折、寒風に雪が乗り吹き抜ける。崖の下には未だ垂れ下がっている氷柱・・・・・・・寒いです。

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垂れ下がる氷柱の斜面には陽の暖かさで季節の移ろいを感じさせるフキノトウが芽吹いている。

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春が近づいているのは雪山や津軽海峡を見て感じるものはあるが、地域や家庭が抱える雪の問題は解決したのだろうか。毎年のように消えてなくなる「雪」への税金投入に加え、市民と業者・高齢者世帯・観光産業・・・・・・・・・・寒さが通り過ぎても忘れることなく疑問と課題を精査し連携の中で取り組んでほしいものだ。

 

 

 

3年目のオープンに向けて東京キルトフェスティバル等の研修・情報収集そしてお客様の要望や意見を参考にしながら、空・山・野・川・海・・・・・・・に人生を重ね合わせながら「らしさ」の商品を自らの指で一針一針の刺しゅうで表現できる範囲内で(時間・気力・体力・生活環境)作業中です。

今年は強力な応援があり例年より一足早くオープン致しますが、今日まで支えてくれた感心・感動・感謝の風と新たな風が融合し、四季折々に彩りよく和みの中で舞ってくれることを願っています。

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 自宅ショップ「風」オープン:平成23年3月26日(土)午前9時~

  *当面の営業は毎週:土曜日と日曜日の週2回としますが状況により変更もあります。

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 委託販売の受付及び内容変更

  *受付開始  平成23年3月26日(土)午前9時から

  *変更内容  ・委託手数料  20%(従前は25%)

           ・商品受付数  月1人:10点(従前は5点)

           ・身分証明書提示

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