2011年11月アーカイブ

漁獲量に期待

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津軽海峡の本マグロ(クロマグロ)漁が昨年に続き低迷している原因については、昨年は高水温でマグロの回遊経路の変化や餌となるイカ、サンマの魚群が減少したとされたが、今年は高水温でもないのにイカ、サンマが津軽海峡に入ってこない、何故・・・・・・・・。大間、竜飛崎周辺、北海道函館市の戸井も水揚げ量が落ち込んでいるようで、回遊状況というより大型魚の資源が減少傾向にあるのではとも言われているが、漁に係る必要経費と生計が成り立つ漁獲量に期待したいものだ。

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高水温でもないのに11月から始まったタコの不漁で嘆く漁師もいれば、定置網に連日のようにスルメイカの大漁で一息つく漁師も。素人ながら津軽海峡を長年にわたり見てきたが高波の発生頻度、風と潮流、砂の移動、色彩の変化の原因は単に異常気象なのかそれとも人為的影響なのか定かではないが、不思議という裏に見え隠れする自然の驚異を感じてならない。

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下北を語るさえに一次産業を無くして語ることは出来ないのだが、東京発の乱気流に乗った情報と交付金・補助金頼みの運営方針は地域性にも関連するのでは。下北沢で活動する佐井村出身の若者達を機会があったら応援したいものだ。

       下北には食あり・・・・・何なんだろう・・・・・・・・海軍コロッケ?

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ふるさとが大好き会3

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9月から「五感と汗から学ぶ」をテーマに大畑管内の北通り方面を主に歩いてきたが、時と物と他人の大切さへの想いが広がりを見せ始めている。その意欲が「あそこを見たい」の言葉に表れ、風間浦村の甲崎にある海上特攻隊「震洋」の格納庫(未完成)を訪れた。終戦直後に指導監督する者・作業者・現場近くで暮らす人々そして明日の命に怯えながら実戦準備をする者たち、私達には想像できない空気が甲地域に横たわりながら津軽海峡に流れていたのだろう。帰り際にその様子を知る方に出合い当時の生々しい状況と携わった人々の心情を教えてくれる約束を取付けその場を離れた。

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次に木野部地区の赤岩海岸から旧大間鉄道の橋桁と海岸侵食対策も兼ねた石積擁壁を見たが、老朽化が著しくこのまま未完成に終わった無念さの想いと同様に朽ち果て風化してしまうのだろうか。

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各地域のパワースポットが地域活性化の資源として有効活用されているようだが、当管内にも存在するスポットの情報と知恵の広がりが早急に求められているのでは。菅江真澄も通った小目名沢にある「冠岩」、その周辺に漂う異様な空気の流れに何かを感じている様子。

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近くにあっても歴史探訪する機会と、魚探のような情報発信の優れものが無ければ足も心も向かわないのも当然である。また、一次産業の恩恵を受け好景気に沸いた頃の時代から学び、その学びの中から現在に生かすための道筋を誰が語りかけようとしているのだろうか、見えないし聞こえないし届かない。

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ふるさとの自然に囲まれて生かされていることへの感謝が心を動かし、ようやく二本のレールから聞こえる確かな手ごたえを感じながら走りだした。行き先はお楽しみ。

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雪景色の前に

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雪景色になる前に一度は歩こうと思っていた場所への時間がようやく確保できた。朝日に手を合わせから数時間後には風に揺れる白い穂の向こうには佐藤ヶ平、歩いては空を見上げ歩いては空を見上げながら雲の流れを追っている。

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林道から峰、峰から林道と幾度も場所を変えながら点在する集落と佐藤ケ平、津軽海峡と居住地などの風景ポイントを探してみたが所詮は素人でシャッターを押しては消すの繰り返しではあるが、歩き回って写している現実と悠久の時が流れる片隅で満たされていることが嬉しい。

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自然の湿地には蒲の穂も群生していることも当たり前なのだが・・・・・・・。

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カメラを構えて向こうに見える何かを想像することの楽しいこと、そして少し肌寒いとはいえ流す汗の心地よさ。

 

 

 

 

 

 

林から森

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適度の気温と湿度が得られず今年のキノコは不作ではあったが、森林に漂う彩りの空気を楽しもうと足を運べば十分過ぎるほどの恩恵を心に取り込むことが出来た。

アカマツには30cmを越える大きさの蜂の巣、マツに似た香りがする黒紫色に熟したマツブサ、陽の光で輝きを増すムラサキシキブ等など、喉の渇きを潤すために沢沿いを歩けば採取時期が遅れすぎたが特大のシイタケ・・・・・・。

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歩くことへの苦痛もなく林から森に入れば、季節の進行が確実に進んでいる影響なのか漂う空気も風景も一変するが、風の感触が心地よく何か得をしたような気分になるのが不思議でならない。雑木林の中にモミジの幼木が幼木なりに色付き、何かを語りかけている光景に足を止め厳しさに耐えながら成長していく時間を想像してみる楽しさ。

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高温傾向だった影響なのか水量がいつもより少なめだった下狄川の滝。

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森林を歩くたびに植物プランクトンが少ない海域での磯焼けが気になる。当二枚橋地域ではその現象は見当たらないが、供給源の森から流れる枯れ葉などからの栄養分の中で鉄分不足が要因なのでは言われているが、緑が水色を通して海での命が生まれ育っていることを想えば他人事ではない。今、私達ができることは何かを考え、どんな小さな事でも実践していく前向きな環境づくりをしないと。

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