夜長を読書・星空・漁火・食で楽しみながら、別れを惜しむかのような燃える木々の彩りを期待したのだが、気象条件が満たされず残念でしたが歩かずにはいられなかった。
晩秋の風が木々に話しかければ、木の葉がお別れの挨拶をして舞い落ちるシャワー街道に様変わり、踏み心地も柔らかく満点・・・いいね。
木の葉の旅は走り去るもの、泳ぎ進むもの。何処を目指しているかは定かではないが、どこかで役立つ旅を選んで突き進んでいるのだけは確か。有難いね。
今、見頃とばかり咲き誇るムラサキシキブに足を止め、紫好きの家族と重ねあわせる楽しさ。
人間だけでなく、冬に備えての腹ごしらえはできたのかな。雪のなかでの再会があるかも
立冬を前に晩秋の青空に誘われての歩き、赤と緑・黄色と青の条件が整わなかった彩りでも、歩いた者だけが知る彩りと満足感は次を待てるし、この厳しい冬をも乗り越えられる不思議な力で後押ししてくれる。止められない歩きがふるさとには身近にあることに感謝です。
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