2010年3月アーカイブ

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国連など国際機関の予測では21世紀前半の早い時期に人類の半分は水不足に直面すると予測されており、すでに水資源の争奪戦が始まっているようです。その実態は世界人口の五分の一にあたる12~13億人が安全な飲料水を確保出来ない状態にあり、さらに26億人は上下水道などの衛生設備を持たないために感染症の危機にさらされ、地球温暖化と同様に地球規模で水不足と感染が深刻な状況をむかえている。

日本ではどうか。かっては「水と安全はタダの国」として自他共に認める状態であった前途にも、食料生産をするための農業用水、人の生存に欠かせない生活用水、技術発展に伴う工業用水などに不気味な危機が迫っているように思えてならない。

都会に出かければ水道水は全く飲めず、自動販売機やコンビニエンスストアで買うことが不思議でなくなってしまった状態(故郷の水道水は飲める)、この状態では適切かつ適量の水分補給をすることがでぎず体調不良に陥る場合もあり、また万物における命の根源をなす水は精神安定剤の役割を果たしているのでは、流れ落ちる水・広大な海原・風が運ぶ水の臭いなどを常に感じ見ていたいものだ。

水が呼び込む風に吹かれて多摩川の堤防を散策、少し寒かったが春の川風が気持ちいい。太平洋に流れる多摩川と遠い津軽海峡が繋がっていることを思い浮かべながら。

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多摩川に注がれる三沢川沿いに足を進めてまもなく水をたたく音がした。故郷では見ることができない鯉の群れが泳ぎまわっている姿を見て、まもなく湧き水で有名な穴澤天神社前です。

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多摩川、三沢川、穴澤天神社と続く散策は水を意識できる安らぎのコースでもあり、平成18年には健康回復と体力及び気力増進のため何度も訪れ、自信を取り戻し人への思いをかみ締めた忘れられない道です。あの時出迎えてくれた美しい「カワセミ」に感謝し是非またあいたいものだ。

同じ川でも行きと帰りでは違う光景を見せてくれることに、人の道を重ねながら子の待つアパートに。アパートのベランダにはビオラが咲き、窓越しからはコブシに白い花が咲き春の臭いを放出しながら彩りで季節を告げている。これも全て「水」の贈り物。

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汗を流して情報収集

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お客様に四季を通して安くて少し個性的で、そしておしゃれな物を仕入することは経済環境等による消費動向と消費者の意見と要望に耳を傾け、五感を駆使しながら一箇所でも多く汗を流しての情報収集が必要なことを昨年は学んだ。

まず今回は東京都日本橋馬喰町にある株式会社エトワール海渡サービスセンターで、取引に係る更新の手続き後にファッション館(本館)で仕入、近辺にはリビング館(寝装品他)、ジュエリー館(アクセサリー他)、ホームデコ館(雑貨他)、リオラショールーム館(イタリアブランド他)、マリエ館(ウエディング他)が清洲橋通りや江戸通りに建ち並んでいる。

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日本橋横山町一帯は問屋街で一般の方には小売しませんの表示が数多く見られる。昨年5月1日に開業した自宅ショップ「風」を立ち上げるさえ最初に受け入れ、そしてアドバイスしてくれたのが横山・橘通り共栄会に店舗を構えるファッション千衣夢「北風と太陽」でした。日本橋で仕入するさえは北風と太陽に礼を尽くしから。個性的な商品が店頭にあり昨年は完売でしたが東京と二枚橋とでは季節に温度差があるため、商品入荷等の情報収集が不可欠であることを今回は再確認した。

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手芸店の情報収集はもっぱら子がする。自らもパッチワークをすることから町田市・鎌倉市・そして日本橋にある神田手芸です。買い求める人の出入れが多く材料も豊富で安価で購入できる。

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午前9時頃から午後4時過ぎまで歩いて歩いての情報収集。水分補給を兼ねてのコーヒーの臭いと味が格別だった。

 

 

 

 

 

一足早い春

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陽気に誘われて鎌倉市で一足早い春を探しに。

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鎌倉駅から小町通りを抜け鶴岡八幡宮を(源頼義が康平6年「1063」に八幡大神を勧請し治承4年「1180」源頼朝が源氏再興の旗を上げた)散策、故郷とは一月早いサクラの下で観光客が記念写真のポーズ。サクラには山桜・寒桜・彼岸桜・枝垂桜・八重桜など多種あるが、この鎌倉に咲く多くは染井吉野とか、又、染井吉野と大寒桜との自然交配の品種と推定されたオリジナルの「王縄桜」があるとか(平成2年に種苗登録完了)~見てみたいものだ。

参道を歩く人・人・人の中に混じって、これから鶴岡八幡宮で結婚式を執り行う若いカップルの後を家族や親戚、友達が歩く姿と、来る5月1日に予定している子供の挙式が重なり、しばし足を止め見入ってしまった。

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案内標識に「頼朝の墓」を見つけ順路通りに進み階段を上ったら、何か異様な歴史の重みを感じすぐさま合掌です。

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コブシの白い花を見ながら鎌倉宮から覚園寺に向う途中で右折し天園ハイキングコースに入り、大平山「標高159.2m」を目指し久しぶりの里山を歩く。行き交う人は春休みの影響か家族連れが多く互いに交わす「こんにちわ」の挨拶と譲り合いの気持ちが春風とともに心地よく、また、故郷では見ることのできない竹林が見せる早春の緑に心を奪われる。

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大平山に到着です。遠くに相模湾が見え足を休めて手弁当を食している家族の光景は、気軽に自然を楽しめる場所であると同時に絆と愛情を確かめ合う鎌倉市民の憩いの場所なのかも。

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同じコースを引き返し待ち合わせの小町通り赤門前に。足を踏み出せない程の賑わいで膨れ上がっている。コーヒー店・コロッケ店・だんご店などに行列ができているのにも異様な驚きさえ感じた。最後の立ち寄り先は鎌倉を拠点とする手芸店スワニー「SWANY」で材料を仕入れた。完全予約制で各種の講習会が開催されている。

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若者の街

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2月末日から3月中旬にかけて人生の悲哀に接しると同時に、教育の重要性を痛感するという複雑な思いを胸に仕舞い込んで3月20日午後9時発の東京行きの高速バスに乗った。疲れていたせいか腰をかけてまもなく眠り込んでしまった。早朝6時30分の東京駅は強風に横殴りの雨と寒さが出迎えてくれた。急ぎ京浜東北線・南武線を乗り継ぎ子供のアパートにたどり着いた。

天候の回復を待ち小田急線で東京都町田市へ。町田市は1960年(昭和40年)以降にベットタウンとして発達しながらも、市内各所でいまだ農業が行われ郊外には私立大学が点在するなど「若者の街」としての色が見られる。十数年前に子供が東林間を生活拠点として相模原の学校に通っていた頃に訪れ、以後も活気ある街を楽しんでいる。

町田一番街通りで手作り商品に必要な布きれをナイロン袋に詰め込んでの仕入。~安かった。

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目玉商品を物色中です。

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一番街通りを歩くと昭和58年に「原町田」誕生400年記念に建立された「絹の道」の石碑があった。この道はかって生糸の輸出のため東京都八王子と神奈川県横浜市を結んだ道だそうで、さぞ活気があったのでは。

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右折すれば町田市役所があり、その前面を江戸時代のころ武蔵国と相模国の国境となっていた境川に沿って走っていた「町田街道」を見ることができる。現在も市の中心部を走る主要道路である。中央橋に立って歴史風景を堪能しています。

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市内や近辺に大学や短大・高校が多いので、駅付近の繁華街は学生を中心とした若者が目立つせいか渋谷や原宿、秋葉原に似た感じさえする。事実、乾物屋、飲食産業、衣料品店、ゲームセンターなど独特の都市型を作り上げ、多摩地区の経済圏の中心的な役割を果たしているように思われる。

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山形名産玉こんにゃく・沖縄名産物などの即売。市民フリーマーケットや大道芸の催し。

 

 

 

べこもち

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べこもちは主に節句や小正月・彼岸などの時に作られていた、米粉と砂糖をベースとした素朴な味わいの餅と言うよりお菓子です。

べこもちの由来は白黒の色合いが牛に似ていることから牛の方言の「べこ」説や、「米粉(べいこ)」説などがある。べこもちは煮詰めた砂糖にモチコメやうるち米を練り上げ、木型に押して型をとった後に蒸したもので「かたこもち」とも呼ばれている。

木型を使う方式がどのように生まれたかは定かではないが、青森市浦町の元木商店(菓子用具店)が製作し焼印された木型が、青森県下北郡菓子工業組合大畑部会員であった(村上鉄蔵「大畑町新町」)氏が使用した木型の一部が、巡り巡って現在私の手元にある。

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当二枚橋地域でも数十年前に、青森県農業改良普及員による生活改善の一環として行われた食生活の技術指導のなかで「べこもち」が取り上げられ、地域の土筆生活改善グループが普及に奔走した経緯がある。現在は地区公民館事業や婦人会の単独事業として取り上げられ「餅」を通した交流が継続されている。

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色付けには抹茶・コーヒー・食紅などを使用。模様はたばね・渦巻き、椿、小菊、いか、松、パンダなどがあるが創造力や経験が不可欠とか。

 

家族の絆

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雪、雪また雪で始まった今年も卒業・合格発表・彼岸へと確実に芽吹く春に向かっている中で、昨年多くの方々に支えられた自宅ショップ「風」も新たな思いを持ち二年目の出発点に立ちますので、昨年同様にお茶を飲みながら津軽海峡の四季を楽しんでいただければ幸いです。

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●自宅ショップ「風」開店日  平成22年4月23日(金)「午前9時から午後5時まで」

          以後予定日 4/24,25,27,28,29  5/3,4,5,7,8,9

●商品内容  □手作り商品(パッチワークバック・ポーチ・ストラップ・ペンケース他)

         □婦人服及び生活雑貨品

         □古着「婦人服などのリサイクル商品」

         □季節毎に採取する山菜など

●委託販売(お客様から婦人服及び生活雑貨商品などを預かり販売)

         *受付けを平成22年3月29日から行います。詳細はお尋ね下さい。

自宅ショップ「風」の立ち上げに関しては、自ら選択した道を確実に歩んでいる子供達の理解と後押しのお陰で、退職後の生活が趣味を生かしながら夫婦共有の楽しみができことに感謝です。

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春よ来い

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卒業・高校入試の前期選抜合格発表と確実に命の芽吹く春に向かっている中で、10日は猛吹雪に見舞われ八戸市では降雪量が61センチメートルと観測史上最高を更新した。当二枚橋地域も断続的に降り続き数時間おきの雪片付けに、さすがにうんざり。翌朝は除雪車が残した雪の山を朝食前に片付けをするものの、どの顔も疲れ切った表情。

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津軽海峡を吹きぬけた風が高波を呼び、石で砕け散る北国の厳しさと荒々しさを見せ付け。

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雪片付けが終わった頃から雪雲が姿を消し、春を思わせる陽気に一変した。

今朝は車で送られた二枚橋小学校の児童も、下校時は友達と仲良く楽しい会話をしながらの道草 P1000670_500.jpg

こんな雪景色が最後であってほしいものだが、繰り替えさなければ春は来ない。

                 芽吹く春よ来い。

 

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