◎歩行コース⑦ 前日は雪の華、今日は津軽海峡をバックにカモシカの出迎えです。
津軽海峡の沿岸沿いに住みかを構え、自然の恵みが生きることを支え続けてきたが、気候変動等による収穫量の減と豊かを追求した人間活動そのものが生活環境を一変させた風は当地域にも吹き荒れた。この「ふるさと」を背中にスタートです。
隣接の孫次郎間集落の中には、飛び地で地名「二枚橋」が存在することを伝えながら、「茶水川」の名称由来を説明。中途から集落の背後にある坂道を上がり涌舘(縄文遺跡・海抜21m)、あさひな運動公園野球場及び陸上競技場周辺で、ここにも飛び地の二枚橋そして縄文時代前期・中期・後期と複合の二枚橋遺跡、土面・土偶が発掘され国の重要文化財に指定されたことの説明。
雪山を歩き、大畑町が一望できる湯坂です。釜臥山・大尽山・桜ロード・朝日・花火見物など景観を楽しむ場所として最適地であることを。
雪山を歩いて流した汗・雪と遊び・飲み干す水のいずれかが体のどこかに留まり、いつか生きていく基盤づくりに役立ってほしものだ。
杉並の中を走る凛とした風を受けながら、「いにしえの道」の一部を。その昔、参加者と同世代のころ時間があれば友達と釣竿と弁当を持ってフナ釣りに出かけた道、山を飛び回りながらこの先に何かあるのではと思わせながら好奇心を揺さぶった道でもある。
コース終点の地蔵様に手を合わせて次回へ。
◆参加者の声
●今日は、200年以上前から歩かれた道を歩いた。二枚橋にこんな所があるということを知ってビックリした。それに歩くペースもあがっていた。今日はとても楽に進むことができた。今日学んだことを頭に入れておきたいと思った。
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