2014年1月アーカイブ

◎歩行コース⑦ 前日は雪の華、今日は津軽海峡をバックにカモシカの出迎えです。

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津軽海峡の沿岸沿いに住みかを構え、自然の恵みが生きることを支え続けてきたが、気候変動等による収穫量の減と豊かを追求した人間活動そのものが生活環境を一変させた風は当地域にも吹き荒れた。この「ふるさと」を背中にスタートです。

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隣接の孫次郎間集落の中には、飛び地で地名「二枚橋」が存在することを伝えながら、「茶水川」の名称由来を説明。中途から集落の背後にある坂道を上がり涌舘(縄文遺跡・海抜21m)、あさひな運動公園野球場及び陸上競技場周辺で、ここにも飛び地の二枚橋そして縄文時代前期・中期・後期と複合の二枚橋遺跡、土面・土偶が発掘され国の重要文化財に指定されたことの説明。

雪山を歩き、大畑町が一望できる湯坂です。釜臥山・大尽山・桜ロード・朝日・花火見物など景観を楽しむ場所として最適地であることを。

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雪山を歩いて流した汗・雪と遊び・飲み干す水のいずれかが体のどこかに留まり、いつか生きていく基盤づくりに役立ってほしものだ。

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杉並の中を走る凛とした風を受けながら、「いにしえの道」の一部を。その昔、参加者と同世代のころ時間があれば友達と釣竿と弁当を持ってフナ釣りに出かけた道、山を飛び回りながらこの先に何かあるのではと思わせながら好奇心を揺さぶった道でもある。

コース終点の地蔵様に手を合わせて次回へ。

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◆参加者の声

 ●今日は、200年以上前から歩かれた道を歩いた。二枚橋にこんな所があるということを知ってビックリした。それに歩くペースもあがっていた。今日はとても楽に進むことができた。今日学んだことを頭に入れておきたいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

人に支えられ、そして人を支える構図を低年齢時代から学ぶことは、どこが「ふるさと」になろうとも、いずれ生かされるであろう。

「しなやか」で「我慢強さ」が備わってほしい願いを込めての身心づくりがスタートです。(人と人+教育的かかわり+環境的かかわり)

◆歩行コース

 ①津軽海峡海岸(釣屋浜~二枚橋~孫次郎間)

 ②二枚橋公民館~木野部峠~北見台

 ③二枚橋公民館~木野部峠「旧道」~北見台

 ④二枚橋公民館~釣屋浜林道~学校林~二枚橋バイパス

 ⑤ねぶた小屋~運動公園~桑田林業~佐藤カ平林道~湯坂下

 ⑥ねぶた小屋~大畑道地蔵堂~いにしえの道~深山神社

 ⑦ねぶた小屋~孫次郎間~涌舘~運動公園~湯坂~いにしえの道~大畑道地蔵堂

 ⑧ねぶた小屋~旧大間鉄道~赤岩

 ⑨ねぶた小屋~旧二枚橋小学校~魚道~共有地~大畑道遺跡~大畑道地蔵堂

 ⑩ねぶた小屋~大安寺やすらぎの森

 ⑪二枚橋公民館~木野部峠~赤川集落~下風呂

 ⑫二枚橋公民館~木野部峠~赤川集落~下風呂~易国間「ゆんゆん」

 ⑬ねぶた小屋~湯坂下~小目名~薬研野営場~旧軌道敷~奥薬研

 ⑭ねぶた小屋~正津川コンビニ~関根橋~高校~大畑中学校~松木橋

 ⑮ねぶた小屋~大畑中学校~関根橋~恐山

 *回数を重ねる毎に距離を延ばす。同一コースの複数回も有り。筆記用具持参

◎④:新年早々、雪の華が出迎えてくれての歩行スタート(雪山でもカンジキを履かずに、雪に沈んだ    足を力強く踏み出しての歩行)

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平成23年に開設した釣屋浜林道が雪の華トンネルと化し、二人の背中が2年前とは比較にならないほど大きくなっている。

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昭和27年に二枚橋小学校が焼失。同年、11月に当地域で青森県知事に「学校教育の目的を直接に達する」ことを誓約し苗木払下げ申請し、翌年5月に地域総出で3,300本の杉を植林した学校林。この標識は現在の二枚橋小学校新築を記念して、平成7年に当時の高校生(二枚橋小学校卒業生)がボランティアで運搬建立したものです。

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自然災害に備えての避難道路の確保や、下北地域北通りの経済及び文化交流等推進のために早期の完成が待たれる二枚橋バイパス。

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山を登るさえの歩幅や進行方向・樹木・クマ笹などの説明もしながらの1時間余の雪山歩行でした

◆参加者の声

 今日は、山登りをして体力づくりをすることができた。初めは少し不安だったが楽しく行うことができた。今日は沢山のことを習ったが僕には「にこにこ学校林」のことが心に残った。最初、沢山の木が生えている所と云うことしか知らなかったが、今日の勉強で長い歴史があるということが解った。少し疲れたけど、また明日歩きたいと思った。

 

 

 

 

 

 

当集落も隣接集落においても少子高齢化等の影響で、世帯数の減と世帯の在り様が貧弱化した危機的状況が加速傾向にあるものの、その打開策に動く気配すらない現状で足掛け4年目に入る当会が本腰を入れて「ふるさと」づくりに専念する時が来たようだ。

「ふるさと」:一般的には自らが生まれ育った場所を言うのであろうが、例え、生活拠点の移転を余儀なくされたとしても、その地で癒され・安心安全な場所で愛する家族と住み「心をよせて」関われば、そこが「ふるさと」になるであろう。

「ふるさと」について考えていただくことに主眼を置きながら「心の拠りどころ」・「生活の営み場」としての再生を目指しての取組みをスタートする。

◆期 間:平成26年1月から平成26年12月まで

◆対象者:小学校児童高学年以上

◆事業計画内容

    ①人と人とのかかわり(世代間交流・地域間交流・同一目的交流等)

    ②文化的かかわり(伝統文化の伝承・地域生活文化の復興・再生・研修等)

    ③教育的かかわり(地域資源学習・各種団体連携等)

    ④経済的かかわり(自然の恵みの活用・生活の糧の場再生等)

    ⑤環境的かかわり(生態系の保存及び再生・原風景の保護保全等)

    *上記にかかわるためには体と心の健康が第一であることを踏まえ

    ⑥身心のかかわり(健康増進・食)

◆事業報告

    ●インターネットによる情報発信及び報道

    ●体験成果の発表会他

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理起の成長「8」

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昨年の9月3日に満1歳の誕生日をむかえた孫が数日後には歩き出し、今では速さも行動範囲も格段成長し続けている中で、当り前のことなのですが親の奮闘は並大抵ではない。そんな親にも一息入れる時間があってもいいのでは、そこで昨年の暮れに青森市浅虫にある温泉旅館で時を過ごした

夕食時には1歳3ヶ月の孫が見せてくれた初公開の舞に拍手喝采、涙腺が緩むなかでのお捻り、まさに一人舞台が親への感謝とジジ・ババへの大切なお土産となった。

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仕事の都合で我が家の正月は2日に全員集合でした。主役はもちろん孫です。

食べては動くなかで、階段昇り・大好きなミカンの皮むき・ゴミを拾っての片付け・携帯電話・絵本読み・津軽海峡を飛び交うカモメ等などへの好奇心で、昼寝の時間も惜しんで遊び回る。

家族の視線のなかで自分の居場所を確認しながら走り出しているようだ。大切な時間です。

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成長する楽しみ、一人前になる姿をこの目で見たいものだ。

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家族全員、今年も健康第一で自分らしくそれぞれが前に進むことを願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年(2014)

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新年明けましておめでとう御座います。

北国は真っ白い布団で覆われ後2ヶ月は続く厳しさではあるが、覆われていても閉ざされている感覚は無く、力強さというそれぞれの役割を溜め込んでいる時間帯なのではと思う。

しかしながら、増税などによる寒さ以上の厳しさが待ち受けていますが、休むことがあっても生きることを止めるわけには・・・・・・・・。そこに地域力・人力による絆や和みが必要不可欠となるのでは。

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残念ながら曇天で、午前7:05分の日の出に合掌することはできなかったが、これも又好し。

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津軽海峡を木野部峠から見た帰り、地域にある塩釜神社で家族の健康と孫の成長を願いながらのスタートです。口にする若水いいね。

                今年の目標は「前へ・そして前へ」

 

 

 

 

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