さくらロード~縄文遺跡巡り(ふるさとが大好き会2017-3)

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5月3日に大畑あさひな丘公園を起点として「さくらロード~縄文遺跡巡り」の歴史ウォーキングが36名の参加者で実施された。

今年のさくらロードは青森県内人気度第7位に位置しながらも、自然環境と鳥被害により葉桜で来年に期待するしかなかった。

北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群は自然と共生した基層文化で全国各地に広く分布しているが、世界遺産登録を目指すこの地域は縄文文化の特徴について、より顕在化した要素を持つ地域です。しかしながら構成資産リストに下北管内の遺跡は一箇所も含まれていないのが残念ですが、市民への情報提供による意識高揚を図りながら、悠久の世界への創造力が現代社会と自己を見つめ直す機会であってほしいとの願いがあっての取り組みでした。

大畑管内には文化財として登録されている16箇所のうち、二枚橋周辺地域には6箇所(全て包蔵地)が点在している。

①涌舘遺跡(縄文時代早期~晩期)

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②二枚橋(2)遺跡(縄文時代早期、中期~晩期:弥生時代)

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③大畑道遺跡(縄文時代早期、前期、後期~弥生時代)

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④二枚橋(1)遺跡(縄文時代早期、前期、後期~弥生時代)

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⑤家ノ上遺跡 ⑥釣屋浜遺跡がある

*遺跡の説明はむつ市教育委員会生涯学習課の職員が担当してくれた~有難う御座います。

①から⑤までの遺跡は標高54メートル前後の高台にあり、山・川・海の恵みを糧として生活し、遠くて近い北海道との経済・文化交流など創造するほど膨らむこの高ぶりは、そしてこの地域を古里として暮す私達に何を語りかけ、何を伝えようとしているのか自問自答する空間でもあります。

他に、旧大間鉄道、土地改良区による開田事業、旧河川敷地、森林作業者や地域間交流の安全を祈願した地蔵堂などの説明をしながら「「いにしえの道」を歩く。少しはずれた高台から800m級の釜臥山・大尽山・朝比奈岳を遠くにみなががらの記念撮影です。

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高台から「いにしえの道」に戻り、普段感じることが出来ない樹木の囁きと空気を吸いながら茶水川を渡り大畑あさひな丘公園に戻る約4KMの歴史ウォーキングでした。お疲れ様でした。

今後とも会員一同は健康・自然環境・食・歴史などなどの地域資源を活用しながら、人と人が交流しながら笑顔で時を過ごせるような事業展開を致したいと願っていますので、要望や意見がありましたら聞かせていただければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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