津軽海峡が冴えない、基幹産業だったイカ漁の大不振に加え漁獲量の激減で晴れやかな笑顔を見ることのない現状が続いています。
津軽海峡で小さな磯舟を操り、ウに・アワビ等々で生計を立てたり、生活の助けにするための漁をする者が高齢化と自然環境異変等々の影響で、二枚橋海岸から舟出するのも1艘だけとなった。
へばり付くように沿岸に建ち並ぶ住宅の裏には住宅の数ほどの磯舟があり、競って津軽海峡に出て皆が生活できる程の漁で賑わいがあったものだが、残された1艘も高齢で後継者がなく自然消滅していくのだろう、何とも寂しすぎる。
遠くて近い 北海道の恵山岬を眺めながら磯の岩が埋まり・丸坊主の岩・カモメの乱舞・小魚を追ってのジャンプ・川と海を行き来する魚影が消えゆく光景を目のあたりにしつつある現状に、悔しさと寂しさが増幅するばかり。
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