2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に全国的に広い範囲で記録された台風7号及び梅雨前線の影響による集中豪雨で、平成最悪の犠牲者200余名の尊い命が奪われた。
豪雨では多くの地域で観測史上1位の降水量を記録し、堤防決壊による河川氾濫・土砂崩壊などが続出しての災害が多発、そして今またどこで牙をむけるか分からない台風が次々と襲来、これまでの経験を超えた雨の降り方と暴風など~地球温暖化の影響が確実に押し寄せているのでは
災害対策は行政及び自主防災組織や町内会が連携しながら進めたとしても、地域住民の防災意識・組織の高齢化など課題が山積しているのに、他人事かのような状況下では守れない命。
国土交通省と都道府県では防災・減災の取組みの一環として、国民一人一人が土砂災害の防止及び被害の軽減の重要性について認識し、理解が深まるよう毎年6月を「土砂災害防止月間」と定め住民参加を主とする諸行事や活動に重点を置き、土砂災害防止意識の普及活動・警戒避難・情報伝達体制の整備等を推進しているなかで、平成23年8月1日に設立された住民団体「ふるさとが大好き会」が積み上げてきた活動が評価され「土砂災害防止功労者」表彰を受けた(今年度は全国で個人1名と7団体)
■表彰基準 「土砂災害防止施設等の美化・清掃」
■概 要 平成23年から7年間継続的に、むつ市大畑町二枚橋地内の下狄川砂防堰堤を中心と した約400メートルの区間で、砂防公園(「わくわく親水広場」)や魚道等の草刈り作業及び清掃活動 や施設を活用してのイベントを実施し、土砂災害防止施設の維持管理と情報伝達に貢献。
この表彰に関して青森県下北地域県民局河川砂防施設課皆さんの御支援に深く感謝致します。
監視及び環境整備活動を続けながら、今後は環境教育や防災意識啓発に関わる情報提供等々を会員一同、こつこつと実施発信していきたいものだ。
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