平成最後の新大関「貴景勝」の魅力は、組んだら負ける弱点を誰よりも自覚しながら、仕切りで両手をつき相手を見る腰の位置から175cm・169kgの体をぶつける独特の押し相撲、そして勝負後の変わらぬ表情と土俵を離れてからは若干22歳の若者の表情・・・いいね。
令和、最初の5月場所で育ててくれた両親・恩師・周囲の皆さんへの感謝を胸に、土と汗に塗れて重責を果たそうとする若武者に熱い声援を送りたいものだ。
反面、千秋楽優勝インタビュー後に三本締め行動をとった、懲りないトップの一力士に疑問と違和感を、苦言ですまされたのだろうか。
大関昇進の口上で武士道精神を述べた「貴景勝」、腹を据え切磋琢磨して長く相撲界を牽引していく存在であってほしいものだ。
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